忍者の問題児 (ページ12)

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『ママ、パパごめんなさい。』

父『お前は何も悪くない。ゆっくりしてくるといい。』

母『そうよ。おばあちゃん家でゆっくり考えてくればいいわ。』

今後、どうするか決めるまでおばあちゃん家でお世話になることにした。

なるべくジャニーズから距離を置いて考えることが優先だと思ったからだ。

おばあちゃんも『おいで？』と言ってくれたのでお世話になることにした。

友1「Aタピオカ行こー！！」

休止期間は今まで出来なかったことをした。

友達と放課後遊びに行ったり、休日はショッピングに出掛けたりと

楽しかった。普通の生活もいいなと思った。

でもいつも以上には胸が高鳴らなかった。

〈こないだのオリかっこよかったよね！！〉

〈分かるー久保廉も髪伸びたよねー〉

こうして忍者の名前を聞くと涙が出そう。

私の中でもう答えは決まっていたのかもしれない。やっぱり私にはこれしかないんだなと思い滝沢くんの元へ行った。

滝「A？ほんとに後悔しないな？」

「はい。私にはもうここしか残ってません。ジャニーさんに見つけてもらった時から。」

滝沢くんは私の頭に手を置いて

滝「やっぱりお前は猪狩Aだな笑」