ハプニング ページ30
・
あれから数日、仕事で
私は会社に来ていた。
マネ「 そういえば、今日となりの部屋で
西島さんもソロの打ち合わせ
してるんですよ！ 」
『 そ、そうなんですか…… 』
なんだか隣に隆くんがいるってだけで
私も頑張れる。
順調に打ち合わせが終わり、
帰るためエレベーターに乗る。
閉めるボタンを押していると、
隆「 ちょっと待って…！ 」
『 隆くん！？ 』
隆「 俺も乗る。 」
『 あ、ごめんね… 』
急いで、開けるボタンを押す。
中に入ってきた隆くんは、髪が少し乱れていた。
こんな時だからか、エレベーターが動くのが
とてもゆっくりに感じる。
『 た、隆くんも……もう今日は終わり？ 』
隆「 うん。打ち合わせ終わって
帰ろうと思ったらAがいたから… 」
そ、それは、私に会いたかったってこと…？
いや、まさかね……
『 そっか……それはありがっ……！ 』
ガタンッ！！
大きく揺れたエレベーター。
隆「 大丈夫か！？ 」
『 う、うん…… 』
とっさに隆くんが私の腰を支えてくれた。
隆「 機械のトラブルか……？ 」
『 非常ボタン押すね… 』
電気も消えて真っ暗になり、
エレベーターは完全に止まってしまった。
隆「 ビルが停電したみたいだ…… 」
『 うそ…… 』
隆「 すぐに戻ると思うけど…
とりあえず座ろう。 」
とても暗いので周りが見えなかったけど、
隆くんが私の肩に手を回してくれたから
安心できた。
エレベーターの床に腰を下ろすと
わずかに隣に感じたぬくもり。
不謹慎ながら、嬉しいなんて思う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1007人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kei(プロフ) - かおりさん» ありがとうございます！！また更新しますね！！ (2018年4月22日 9時) (
レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ううう続き待ってます（ ; ; ） (2018年4月21日 21時) (レス) id: c8d934a26a (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - (名前)ゆりあさん» ありがとうございます！これからも応援していただけるよう頑張ります！！ (2018年4月16日 13時) (レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ゆりあ(プロフ) - いつも見てます！！めっちゃドキドキしました！続きが気になります！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月16日 12時) (レス) id: 7ae0fa6acb (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りますね！とっても嬉しいです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: 63ec6b559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kei
| 作成日時：2018年3月30日 0時
