喋らない少女 【鬼滅の刃】

炎柱と波柱と誤解 ページ7

煉獄side



今日は朝から早風少女と鍛錬をした！！


早風少女の太刀打ちは素晴らしい！


速くそして力強い！


しかしその小ささからか腰の入りが弱い！





煉「早風少女！！腰をもっと低く！！

そしてもっと脚から斬撃を撃つ様に！！

そうしなければ鬼に吹き飛ばされるぞ！！」



『！』







俺がそう言うとすぐに言われた所を直し


木刀の一撃一撃が重くなった


飲み込みが早いな！早風少女は！！






煉「よし！休憩を挟もう！早風少女！！

水を持って来るから深呼吸して休んでいなさい！」







休憩と言った瞬間早風少女は膝から崩れ落ち


床に張り付いて寝てしまった


やはりまだ十五歳の体…


少しきつ過ぎたか…





廊下を歩き台所へ向かう


しかし早風少女の太刀打ちは本当に速い…


運良くギリギリで避けている


いつか俺のデコに早風少女の木刀が当たるかもな！






煉「いやぁ楽しみだな！！！！」








.






胡蝶殿から早風少女は麦茶が好きだと聞いたので


麦茶を持ち鍛錬場へと戻る





???「早風さんの匂い…」



???「お前は犬か何かなのか？」



煉「む？誰だ？」



時「お邪魔します」



宇「よっ！煉獄邪魔するぞ！」



煉「宇髄殿に時透少年か！上がってくれ！」









.









時「その前に煉獄さん聞きたい事があるんだけど…

ここに早風さんって居る？」



煉「早風少女か？居るぞ！

今まで(木刀の)打ち合いをしていた所だ！」



時「(体の)打ち合い？？？」



煉「早風少女は(鍛錬場で)寝ている所だ！」



時「(煉獄さんの布団で)寝ている所？？？」



宇「…煉獄 時透は俺が抑えておく

早く早風を呼んできてくれ…」



煉「何故だ！？」



時「離して宇髄さん…」



宇「早く！！」



煉「よもや！？よく分からないがわかった！！」









急に時透少年が怒り宇髄殿が抑えた…


俺は何か怒らす様な事を言ってしまっただろうか…


鍛錬場に戻り早風少女を起こし


(少し麦茶を飲んで)時透少年の元へ行った








時「早風さんと煉獄さんが？？？ 何で？？？」



宇「時透！ お前は派手に勘違いしてるぞ！！」



煉「宇髄殿！戻ったぞ！！」



宇「煉獄！！早風！！」



煉「時透少年すまない！！

君も早風少女と鍛錬をしたかったのか…！

気付いてやれなくてすまない！！」



時「え？鍛錬？」









時透少年はどうやら誤解していた様だった！


誤解が解けて良かった！！

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