伊野ちゃん、ママになります。8

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涼介side



慧なりに頑張ってたのに、いつの間にか強く言ってしまった、、


雄也と裕翔とちねんがリビングにいたから、双子をお願いし、ミルクの買い物も急遽お願いして、急いで慧の元へ戻った。



ベットの上で丸まっているカタマリの毛布を少しめくると、まだ服が崩れたままの慧が、泣きながら肩を震わせていた。


涼介)慧、さっきはごめんね、

慧)涼介はｯなにも悪くないよ、
また勝手なことばっかり言ってごめんなさいっ、

涼介)慧は蒼汰と陽汰のために頑張ったんだもんね。でも、慧の体調が悪化するのは俺は悲しいよ

慧)うんっ、ぅん、ごめんなさい

涼介)謝らなくていいから、俺こそ慧を泣かせてごめん。最近泣かせてばっかりだね、

慧)俺、困らせてばっかりﾋｯｸﾋｯｸ

涼介)いいんだよ。たくさん甘えてくれた方が俺も嬉しい




まだ、貧血が酷くて横になってるのも辛いはずなのに、体を起こして腰に腕を回してきた。


慧)ﾋｯｸﾋｯｸﾋｯｸ

涼介)なーにどうしたの？かわいぃなぁ笑

頭を撫でてあげれば、お腹に顔を埋めて、もっとｷﾞｭ〜〜としてきて、完全に甘々状態。


さっきのように慧をベットに寝かし、俺も慧の横に寝て、向かい合わせになった。

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