49.コンセントが十二本 ページ49
そろそろ二ヶ月になる
せめて、半年までには
覚えてもらいたいんだけど…
貴方『ただいま』
そう言って広間に入ると、第二部隊はもう行って
しまったらしく、一部しか残っていなかった
歌仙「嗚呼、お帰り。
もう終わったのかい？」
貴方『これを渡したらね。
それで、肝心のあの娘はどこに…』
私がそう聞くと、小夜君と五虎退君と一緒に
絵を描いていた秋田君が答えてくれた
秋田「主君なら、あそこにいますよ」
そう言った秋田君の指の先には、
鶴丸さんの膝に乗って端末を見ている
姉の姿があった
良かった、同じ所にいてくれて
私は秋田君に礼を告げると、資料を片手に
姉に近付いた
貴方『君達、ちょっと良いかい？』
加州「…何？今、忙しいんだけど」
そう言った加州君は、酷く不機嫌そうだった
まあ、大方 彼女との時間を邪魔されたから
なんだろうけどね
貴方『すぐに終わるから、そんな顔しないで
くれよ。資料を確認してほしくてね』
そう言うと、話を聞いていた鶴丸さん、加州君、
一期君が少し顔を顰めた
一期「それは、補佐役殿の仕事では
ないのですか」
んー？疑問符が無いように思えるのだけど……
貴方『これは審神者の確認が必要なんだ。
どちらにせよ、目を通してもらわないと』
加州「そんなの、確認したってことにして
適当にすればいいじゃん」
貴方『だから、審神者のサインが
必要なんだってば』
二回も言わせないでほしいんだけど……
少し呆れた様な顔をしても、三人はそれ以上に
私に向かって呆れた顔をした
鶴丸「全く、補佐役は真面目だな」
貴方『うふふ、ありがとう』
皮肉に皮肉で返したことに気付いたのか、
鶴丸さんはまた眉間に皺を寄せた
その様子を見た姉が
真心「ちょっとAちゃん！
鶴丸をいじめないで！」
と、鶴丸さんを庇う様にして涙目で私を睨んだ
苛めたつもりはないんだけど……
貴方『そう見えたのなら悪かったね。
ごめんね、鶴丸さん』
鶴丸「…いや、俺も悪かったな。
仲良くしようじゃないか、お互い。
ほら、これで仲直りだ」
そう言って、鶴丸さんは
貴方『…それもそうだね。けど遠慮するよ。
今、手が汚れてるんだ。汚れがついては大変だ。
それより、確認を』
真心「あ、ちょっと待ってね〜」
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです！ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ！…だざさぁぁぁぁんッッッ！！！？？？？？ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます！彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます！おやっ、それはなんという偶然！ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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