20.カッターが十五本 ページ20
小夜君が話し終えると
姉はいきなり小さく悲鳴をあげた
今度は何なのだよ…
貴方『どうしたんだい？』
真心「さ、小夜くんが、睨んできて……！」
小夜「…!?」
貴/歌「はぁ？」
おや、歌仙君と見事に被ったね
じゃないや。何？｢睨んできた｣？
何で初対面の君を、睨まないといけないの？
…あぁ。小夜君、目が切れ長だから
勝手にそう思い込んだだけか
貴方『ごめんね、小夜君。
いつものことだから、気にしないで良いよ』
小夜「……はい」
あー、これは気にしてるね
全く、何してくれたのさ。
顕現して間もない子に言い掛かりつけて
貴方『…加州君、薬研君、その子は任せたよ』
加州「は？ちょっと！」
薬研「おい、お嬢！」
貴方『歌仙君、小夜君、もう行こう』
私は二人と手をとって、その場を離れた
あの子のあぁいう所は、
昔からちっとも変わりゃしない
人を無意識に傷付け、一時間後にはそれを忘れる
ほんと…あの子の無神経な所、
私は嫌いで仕方ない
小夜「あ、あの…！」
貴方『………』
歌仙「はぁ…補佐役殿。…補佐役殿！
……A！」
貴方『ん？…あぁ、ごめん。どうしたの？』
歌仙「｢どうした｣じゃないよ。
お小夜が困惑してるよ、自己紹介したら？」
貴方『あぁ、そうだね。ごめんね、小夜君』
小夜「いえ……」
貴方『私はA、さっきの子の補佐役さ。
さっきは姉が失礼したね、謝らせてくれ』
小夜「いえ、そんな……元はと言えば、
僕の目付きが悪いから……」
貴方『いやいや、あれは完全にこちらの所為だ。
そうだ！お詫びとして、何か作ろう！
小夜君、甘いものはお好きかな？』
小夜「えっと…すみません、分かりません…」
まあ、そうだよね。刀の頃は甘味どころか
物自体、食べれないだろうし
貴方『これからゆっくり覚えれば良いさ。
じゃあ二人共、手伝ってくれるかい？』
歌仙「僕はいいけど、お小夜はどうする？」
小夜「…僕も手伝います」
貴方『よし、じゃあ行こうか』
あ、後で秋田君と五虎退君も呼ばないとね
蜂須賀君はあの三人と食べるだろうし
そして案の定、八つ時になると
蜂須賀君は姉や加州君達と食べていた
そうして時間が過ぎ、その日は終わった
そしてこれが、この本丸が始まった頃の話
ここからが本編なのだよ
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです！ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ！…だざさぁぁぁぁんッッッ！！！？？？？？ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます！彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます！おやっ、それはなんという偶然！ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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