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躾 8 ページ8



赤葦「二口はそろそろ会議に戻って生徒会の仕事をしなよ。あとあとめんどくさくなって最終的に俺に任されるのはごめんだから」


二口「へーい、わかってるって」




じゃあまたねー、と二口くんは明るく言うと手を振っていってしまった。
どうやら本当に一目見に来たらしい。



……ある意味すごいバイタリティだ。






赤葦「国見。学校が始まる前に橘さんをまだ連れていってない場所の案内頼める?」


国見「ええええ……」




ソファーに倒れこみやたらめんどくさそうに
目を閉じてぼやいた。


(もう動きたくないアピールがすごい……)


私はそんな彼のだらしない姿を、目を細めながら見てほんの少しだけ口端を下げた。




赤葦さんは彼のそんな姿を見慣れているのか無表情で見詰める。(ある意味こわい)

そして、ぼそっと呟いた。





赤葦「塩キャラメル10個」








その瞬間ナマケモノだった彼はムクッと起き上がり、


「わっ……!?」


私の腕をその大きい手で掴み歩きだした。

そして生徒会室を少しでたあと、軽く振り返り赤葦さんに絶対だからね、と口を尖らせて言い残してまた大股で歩きだした。









……この子の原動力とは一体……。

 

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ひじーり - 第4話のことなのですが、この学校はほとんど男子校という設定なのに女子の大群がいるのはなぜなのですか? (2018年4月9日 15時) (レス) id: e4bd38afc8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力零架 - とっっっっっても面白いです〜!更新楽しみにしてます♪頑張ってください! (2017年1月15日 13時) (レス) id: 32ad5987ef (このIDを非表示/違反報告)
じゅうな - キュン死しそう (2016年12月3日 22時) (レス) id: 7c6c201db7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - りんりんさん» 白布くんかっこいいですよね……もうほんと鼻血もんです (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - いわみんさん» コメントありがとうございます!これからも頑張らせてもらいます! (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イヴ | 作者ホームページ:http://omenjinnn66kyouko  
作成日時:2016年8月7日 17時

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