躾 16 ページ16
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ーーー…
白布「んじゃ、そろそろ教室行こうか」
「あ、はい！」
国見「……」
一時間本当に話で潰してしまった。
一時限の終わりを告げるチャイムが鳴った後、私たちはそれぞれの教室へと向かうらしい。
が。
さりげなく、国見くんがサボろうと立ち去ろうとしたので白布先輩が彼の襟元を逃がさないように掴んだ。
白布「"今日は授業に出ろ"」
白布がにっこりと微笑んだ。(黒笑)
国見「や」
国見はぷいっと顔を逸らした。
白布「会長の命令だ」
白布がにっーーーこりと微笑んだ。(真顔)
国見「……わかりました」
国見は観念した。
その可愛い光景にくすくすと笑っているとげしっと腰を蹴られた。
「いっ！？たぁ〜〜っ」
国見「あ、ごめん。こんなところにいい感じのサンドバッグが」
「焼くぞ……」
国見「押し倒すぞ」
歪みあっているとやれやれと白布先輩が肩を落としながら
白布「……お前ら仲良いの分かったから。ほらいくぞ」
「し、白布先輩！仲良くないですってばっ」
「「……………白布先輩？？」」
二人の聞き返す声が見事にハモった。
え？と首を傾げると、国見くんがコイツ本当のバカだ。
と、腹を抱えながら声をあげて笑ったので。
え、先輩じゃないってこと…………？
は？え……つまり？
「し、し…………白布先輩って……先輩じゃなくて同級生！？」
私の声が廊下に響く中、国見くんは壁にもたれながら笑ってるし白布くんは頭を抱えていて
今この廊下には奇妙な空気が流れていた。
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ひじーり - 第4話のことなのですが、この学校はほとんど男子校という設定なのに女子の大群がいるのはなぜなのですか？ (2018年4月9日 15時) (
レス) id: e4bd38afc8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力零架 - とっっっっっても面白いです〜!更新楽しみにしてます♪頑張ってください！ (2017年1月15日 13時) (レス) id: 32ad5987ef (このIDを非表示/違反報告)
じゅうな - キュン死しそう (2016年12月3日 22時) (レス) id: 7c6c201db7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - りんりんさん» 白布くんかっこいいですよね……もうほんと鼻血もんです (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - いわみんさん» コメントありがとうございます！これからも頑張らせてもらいます！ (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ
| 作者ホームページ：http://omenjinnn66kyouko
作成日時：2016年8月7日 17時
