その３ ページ20
「…本当です。
真人とは蔵を守る為に戦いましたが、呪詛師には襲われたのではなく『お前も呪詛師にならないか』と勧誘された様な感じでした」
五条「チッ」
歌姫「どこの鬼だよ」
そう聞いて舌打ちをする五条先生に、冷静に呆れた様なツッコミを入れる歌姫先生。
すると今度はあの銀髪の美人さんが私に聞いてきた。
冥冥「その呪詛師はどんな姿をしていたんだ？」
「えっと、あの、貴女は……」
伊地知「一級術師の冥冥さんです。普段は所属フリーの術師として仕事を承っています。」
そう伊地知さんが説明してくれると、冥冥さんは『よろしくね』と微笑んでくれる。
冥冥「それで、どうなんだい？」
「……フードを被っていたんで顔はよく見えませんでしたが、二十代くらいの若い男性です。身長が180前後で頭に傷があって、彼はユカさんと名乗っていました。」
冥冥「ユカさん、か。」
五条「観察力いいね、君」
「まあだてに長官補佐やってる訳ではないので」
そう会話を交わす中、伊地知さんはその特徴を素早くノートに収めていた。
夜蛾「彼は君に危害を加えようとしていたか？」
「…いいえ、本当に勧誘だけでした。新しい世界を作る為には私が必要だって言われましたね」
五条「何その新手のナンパ」
御一行様はそんな私の供述について考える。
楽巌寺「…捕まえたあの呪詛師が言っている事も要領を得んしのぅ」
歌姫「オカッパ坊主のガキンチョに、頭に傷があるユカさんねぇ……」
冥冥「ユカさんとやらに心当たりも…」
五条「ナイナイ。菫、ホントにその目撃情報であってる？」
「私の視力と記憶力を舐めないでください、下顎外しますよ」
五条「菫？！！」
急に呪霊より怖い事言うのやめて！！と顔が青ざめる五条先生。
夜蛾「…まあ、とにかく私達も君と君の兄弟子達には感謝している。彼等もよく動いてくれたからな、くれぐれも宜しく言っておいてくれ。
今はとりあえず個人戦が始まるまでゆっくり休むといい。」
「はい、ありがとうございます。では…」
五条「伊地知、君ももういいよ〜」
伊地知「あ、はい了解です！」
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勇者の人(プロフ) - 水泳進化人さん» いえいえ、こちらこそ説明不足ですみません！これからはもう少しわかりやすく書いていこうと思います、ご指摘ありがとうございました！ (2021年7月2日 5時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - 勇者の人さん» あ、マジすか！？返事をくれてありがとうございます！！！では今後からはそこを理解した上で読まなくては……！！ (2021年7月2日 4時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - 水泳進化人さん» 一応補足ですがゲトゥーさんは主人公ちゃんに近づく為に偽名を使っています。正体がバレると後の渋谷での計画が崩れる事になるので。笑って頂いてとても嬉しいです、コメントありがとうございました！ (2021年7月1日 22時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - 由夏（ゆか）じゃなくて夏油（げとう）でやんす、ちょっとわらってもうた (2021年7月1日 20時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - レイレインさん» 毎度ありがとうございます！原作の主人公もついに死期が訪れたのと、ちょっぴり成長したたかすぎくん（二十代）です。えらいぞ、たかすぎくん！ (2021年5月22日 21時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年5月22日 8時
