おまけ ページ32
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七海「まったく…伊地知さん、貴方は最近抜け過ぎですよ。例え相手は五条さんとはいえ、普通ホウ・レン・ソウは当たり前でしょう？」
伊地知「は…はい、その通りです…」
七海「今回の任務に五条先生がどうして居なかったのか、藤堂さんにしっかり事前に伝えてもらわないと困ります。今度からこういう時はまず藤堂さんを優先して情報を全て彼女に流しておくこと。
彼女は貴方の部下だからと気を抜くのもわかりますが、彼女だって人間。ロボットの様に全知全能という訳ではない事を肝に銘じておいてください」
伊地知「はうぅ…も、申し訳ございません…」
――任務帰りに伊地知が運転する車の中で自然と説教を始める七海に、伊地知はすまなそうに肩を下げる。
菫はというと、横で地味にさっきから真顔で説教を続ける七海に怯えていた。
「……建ちゃん、なんかハシビロコウみたいで怖い」
七海「藤堂さん、聞こえてますからね？」
「伊地知さん助けて」
伊地知「こっちの台詞です」
七海「ハァ…まったく、それから祓えたからいいですが、今度はちゃんと相手が任務対象かどうかをハッキリさせてくださいね」
伊地知「……え？」
「…建ちゃん、それどういう事？」
七海「先程伊地知さんが見つけた資料によれば、あの女は以前あそこで男を大量に騙して殺害していたと言っていましたよね。」
伊地知「え、えぇ、そうですが……」
七海「アレは確かに呪詛師ではありました。
ただし、それは生前の話ですけどね」
伊地知「……へ……？？」
「……つま、り？」
七海「…まあ、地縛霊の様なモノです。
アレはどちらかというと藤堂さんのお義兄さんが専門としているものですから、今度から呪術と除霊の仕事くらいちゃんと分けてください」
「……おっ、ふ……」
知らない内に心霊現象を目撃してた件。
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(http://uranai.nosv.org/uploader/common/a/4/9/a4965c01bbce3f39091f71611982cc5f.png)
↑対呪詛師(霊)直前のイラスト。何かの形で電車内の素材を使いたかった結果ですね。
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勇者の人(プロフ) - Parkerさん» 本当ですか！？そう言って頂いてとっても嬉しいです、ありがとうございます！私は作者として皆様に笑顔を届ける事くらいしかできないので、これからも頑張ります！ (2021年3月14日 4時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Parker(プロフ) - このシリーズどれも本当に面白いです。初めて夢小説でこんなに笑いました！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 84757d66c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年3月6日 7時
