その１３ ページ31
神門『さて、さっき呪霊共はアンタの事をユリさん言うてたか。
アンタは何人ものの男を誑かしては欺き、彼等を愛したが故に自身の欲に溺れた多才なるモンやな。
……残念だが、汝は万死に値する者とみなす。』
七海「――例えその姿は美しくとも、心が醜くては貴女の純情な愛も呪いに変わる」
神門『彼等…かつてアンタに惚れた罪なき者共を縛り付けたアンタの罪は重いぞ。
菫様、やったれ』
「はい…」
貴女が犯した罪の代償を、本日此処にて償って頂きます。
そう菫は女に告げると、七海と目を合わせてそのまま、
菫/七海「「 黒 閃 」」
息ピッタリという程に女を斬り捨て、無事祓ったのであった。
消えていく女や呪霊を見る中、やがて電車はゆっくりと停車する。どうやら元の駅へ無事戻ってこれた様だ。
七海「黒閃、出ましたね」
「今のが、そうなんですね……」
未だ斬った瞬間に持った違和感を思い出すかのように不思議そうに自身の手を見つめる菫に、七海は微笑む。
七海「正直ここまでの成果を出すとは思いませんでした」
素晴らしいです、と褒める七海に菫は笑いながらも思わず照れくさそうに目を伏せる。
七海「ご褒美として、説教はチャラにしてあげましょう」
「マジすか！！？」
七海「一ヶ月程前まで素人だった貴女が黒閃を出せたんです、これは五条先生も喜びますよ。」
「やったー！！ありがとう、建ちゃん！！！」
七海「撤回してやりましょうか？？」
これにて、任務完了。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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勇者の人(プロフ) - Parkerさん» 本当ですか！？そう言って頂いてとっても嬉しいです、ありがとうございます！私は作者として皆様に笑顔を届ける事くらいしかできないので、これからも頑張ります！ (2021年3月14日 4時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Parker(プロフ) - このシリーズどれも本当に面白いです。初めて夢小説でこんなに笑いました！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 84757d66c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年3月6日 7時
