第十二話『修行編で精神崩壊する主人公とか絶対いない説』 ページ2
五条「それじゃ、今日から悠仁達には特別な特訓をこなしてもらいまーす！」
虎杖「おー！」
「ヤッター」
――そんな五条の言葉と共に菫のやる気のない拍手と虎杖の嬉しそうな声が上がるここは高専内の地下層にあるとある部屋。
辺りには赤いソファーとテレビや簡潔なシャワー等の生活要素が設備されており、五条によれば菫と虎杖はしばらくの間はここで特訓をしながら生活してもらうとの事。
五条「近接戦闘に関しては悠仁も菫も頭一つ抜けてると思うよ。
今二人が覚えるべき事は呪力の
そう五条が説明していると、虎杖は嬉しそうにヘラヘラと笑顔を浮かべる。
五条「どうしたの？」
虎杖「いや、やっぱ修行つけてもらうんなら五条先生がいいと思ってたから嬉しくて。
……俺は弱くて誰も助けらんなかった。それどころか、母ちゃんを犠牲にさせて伏黒まで殺しかけた。
ただでさえ母ちゃんと並ぶのも気がひけるのに…今のままじゃ、アイツらに顔向けできねーよ。」
―――強くなりたい。
虎杖「…先生、俺に『最強』を教えてくれ。」
真っ直ぐとした瞳で五条を捉えながら虎杖がそう伝えると、五条は微笑む。
五条「フッフッ……お目が高い。
もちろんだよ、悠仁。
菫もせっかく新しい力を手に入れられたんだし、強くなりたいでしょ？」
そう五条が静かにしていた菫に聞くと……
神門「えーまじぃ、最強つったかこの人！？」
「キモーイ！」
神門「最強名乗って許されるのは、小学生までだよなー！」
菫/神門「「キャハハハ！！」」
五条「メンタルやられた死んでくる」
虎杖「待て待て待てェェェ！！！先生冗談、母ちゃんと神門さんの悪い冗談だから！！」
今にも首を吊って死にに行きそうな五条を止めながら、虎杖は「真面目な話してんのにネタぶっ込む二人のその精神がスゴすぎるよ！！」といつの間にか菫の影から出てきて彼女とハイタッチをかましていた神門に叫ぶ。
なんだかんだいって息の合う補佐さんと式神さんです。
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勇者の人(プロフ) - Parkerさん» 本当ですか！？そう言って頂いてとっても嬉しいです、ありがとうございます！私は作者として皆様に笑顔を届ける事くらいしかできないので、これからも頑張ります！ (2021年3月14日 4時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Parker(プロフ) - このシリーズどれも本当に面白いです。初めて夢小説でこんなに笑いました！これからも楽しみに待ってます！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 84757d66c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年3月6日 7時
