その５ ページ6
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「いやぁ〜遅れてすみませんねぇ、少し職場がトラブっていたもので」
申し訳ない、とニコニコしながら頭を下げると五条は笑って許すものの、釘崎は冷や汗をかきながら菫同様、頭を下げた。
釘崎「……いえ、こちらこそ舐めたような発言をして申し訳ありませんでした菫先輩」
「？？なんの事ですか？」
きょとん、とさっきの威圧感はどこへ行ったのかと言いそうになる程イノセントな表情を浮かべる菫。
五条除く男性陣は、というと部屋の隅で震えていた。
虎杖「伏黒、俺何かやられた訳でもないのにアソコがヒヤッとしたんだけど」
伏黒「…安心しろ、お前だけじゃねぇ」
五条「僕の言いたい事がわかったみたいだね」
あまり彼女を甘く見ないように、と教壇の前に五条が菫の横に並びながら言うと、三人はそれぞれの机に戻って頷いたのであった。
五条「この子自分の兄弟子や上司を日常的にぶん殴ったりジャイアントスイングかますくらい肝が座ってるらしいから」
虎杖/釘崎「「怖えェェェッ！！！」」
虎杖と釘崎が口を揃えて叫ぶと、菫は五条を笑顔で睨む。
「…五条先生、あまりそういった事を公言しないでくれます？
まあ、貴方もその内の一人に入っていますけど」
五条「おお、怖いねぇ…でも残念でした。
僕の間には無限が流れているから心配ないの。いくら君が強くても僕に物理攻撃は効かないよ」
ほら、触れられないでしょ？と五条が菫に手をかざさせると、確かに菫は五条に触れられなかった。
すると菫は少し考えたかと思えば、教壇に頬杖をついてドス黒い笑みを浮かべる。
「先生、性格がゲロ以下でも顔が良ければなんでも許されると思っていたら大間違いですよ。
何勘違いしてるんですか？どうして私より年上なのにそういった常識的な事がわからないんですか？
私そういった品のない人間が一番嫌いなんですが。
いっぺん死んでその人類が進化する寸前の様な中途半端な人生をリセットなされたらどうです？」
五条「だからって語彙力駆使の精神ダメージはやめて」
ズーンと落ち込む五条に、溜息をついてそのまま自分の席に戻る菫。
虎杖「さ、最強が瞬殺された…」
伏黒「っていうか無限の突破方法凄えな」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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勇者の人(プロフ) - ボブさん» 私自身シリアスも好きなんですが長くなると空知先生みたいにどうしてもギャグ突っ込みたくなるんですよね（笑）菫ちゃんはキャラクターを創作してきた中でもかなりヤバめのキャラなので楽しんでいただけて幸いです。コメントありがとうございました！ (2021年1月20日 2時) (
レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
ボブ - 銀魂が絡むだけでこんなにもギャグ路線に行くのがすごいと思いました！たまにヤバくなる菫さんを見るのが最近の楽しみになってきました！更新頑張って下さい！ (2021年1月20日 2時) (レス) id: 95a51c0b56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年1月14日 8時
