その２ ページ3
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「……とまあ、こういった都市伝説的なアレが最近隊士達の間で流行っているんだがな…
なんだ、どうしてもその最後の部分が気になっちまって……」
「子供達、帰りますよー」
「待て待て待て待て待て！！！」
――場所はまだ江戸。平助の一件からしばらくし、五条が出張から帰ってくるまでの間もう少しだけ江戸を回る事になった菫と一年三人組はこの雨の中真選組屯所に訪れていた。
ちなみに休暇扱いにする為の手続きは伊地知がやっておいてくれたらしい。
人手不足のせいで先輩呪術師達が忙しくなりそうだが、まあ大丈夫であろう(鬼畜)。
そんなこんなで現在一年達が山崎に屯所を案内してもらっている間、菫にこの話を持ってきたのはあの土方だったのである。
あまりにもくだらない話に菫は帰ろうとするものの、土方はそんな彼女を必死に引き止めた。
土方「待て、わかる、言いたい事はわかる！！でも落ち着いて話を聞いてくれ！！」
「断ります。どうせまた変な天人の仕業でしょう」
土方「いや今回のは絶対違う、そんな次元じゃねえ！！」
「嫌です。SCP-272-JPとかだったら私どうしようもできませんもん」
土方「そんな汚えSCPなんかじゃねェわボケ！！」
エージェントにでも連絡しなさい、と適当に呟きながら出ていこうとする菫に、土方は「いいから話を聞いてくれ！」と自分の部屋に連れ戻す。
そして少々乱暴に連れ戻されたせいか、菫はハッと何かに気づいてから胸を隠す様な仕草をする。
「っ、ダメですツナ、友達以上に仲が良いとはいえ流石に私も部下には……！！」
土方「何の話だァァァ！！お前どんだけ俺達が飢えてると思ってんだコラ！！」
「こりゃ、おやめなひゃい。暴力はかにゃしみを生むだけでひゅ」
土方「お前にだけは言われたくねえわクソサイコパス女！！」
ビヨーン、と頬を思いっきり伸ばされて変な顔になる菫に、土方はツッコんでから鋭く溜息をつく。
その３→←第二十七話『ウワサって一回始まると正直どこまで信じればいいのかわからなくなる』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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レイレイン(プロフ) - 相変わらず100%イカれておられる……いつまで経ってもこの作品が好きです！そして素敵なイラストを有難うございます……！ (2022年10月11日 18時) (
レス) id: 359709868f (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子 - 面白かったです!!一気読みしてしまいました！できれば戻ってきてくれると嬉しいです！でも作者様のペースで更新してください！ (2022年5月8日 18時) (レス) @page6 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - レイレインさん» ありがとうございます、そういった声が聞けて本当に嬉しいです！そして覚えてくださりありがとうございます、また機会が会ったらお会いしましょうね(*˘︶˘*).｡.:*♡ (2022年2月11日 13時) (レス) @page6 id: 9d2babae06 (このIDを非表示/違反報告)
レイレイン(プロフ) - 無理に続きを催促するつもりは全くありませんが、この作品が大好きなのでいつまでも待っております！プレッシャーになってしまったら申し訳ないのですが…。遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます！相変わらずお美しい絵に感化されました…！ (2022年2月11日 13時) (レス) id: 7452374b41 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - そらねさん» ありがとうございます、いつになるかはわかりませんが必ず帰ってくる予定ですので…気長に待って頂けたら、幸いです。モチベーションを取り戻したらまた完結へと取り掛かりたいと思います。 (2021年11月1日 22時) (レス) @page5 id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2021年9月11日 5時
