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チンピラ警察 : 銀時 ページ5

沖「あり?旦那じゃねぇですかい。
昨晩、お楽しみで?」


土「総悟。可哀想なこと言ってやるな。
こいつにんな金、ある訳ねぇだろ」


沖「あー、そうでしたぁ。
すいやせんでした、旦那ぁ」



突然、現れたかと思えば
ベラベラと勝手にほざきやがる、ドS王子とマヨ方。
何より、腹立つのが
その辺を歩く、遊女共がふたりを見て、
きゃあきゃあ、騒いでることだ。



銀「黙れ、この税金泥棒。
こっちは超VIP待遇のお誘いを
受けて来たところなんだよ。
てめぇらこそ、昼間っから税金使って女遊びって
どんだけ腐ったチンピラ警察だ」


土「っちっげぇよ!!!
捜査に決まってんだろうが!!」


沖「そうですよ、旦那。
捜査がてらの雌豚探しでさぁ」


土「てめぇは黙ってろ!」


銀「捜査ぁ?なんか事件でもあったのかよ」


土「裏で法を犯してる奴こそ、
派手に女遊びすんだよ。
分かったら、さっさとそこどけ」



けっ、と本日も紫煙を振りまき
眉間に皺を寄せ、歩く土方くんは
腸煮えくり返りそうになる程、女共に人気が高く。
くっそ、あの三白眼のどこがいい訳?
あのドSだって、顔だけだぞ?



銀「…あ、んなことしてる場合じゃなかった!
さっさとシャワー浴びて夜に備えねぇと!!」



バタバタと駆け足で万事屋に戻り、
帰るなり、神楽と新八に質問攻めにあった俺は
うま〜く濁しながら、今夜は帰らないことを伝えた。

好きに : 銀時→←いつ振りか分かんねぇ : 銀時



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作者名:美雨 | 作成日時:2019年2月27日 23時

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