episode-337 新婚生活〜JJ5 ページ37
「おかえりなさい」
でも誰ひとりとして抱きつくようなバカはいなかった。
入口の辺りで立ちすくんだまま、その姿を見た。
間接照明だけの部屋の大きな窓から海雲台(ヘウンデ)ビーチの夜景が見える。
それを眺めるように立っていたAさんは珍しくドレスアップをしてメイクも完璧だった。
「どうしたの?」
俺がやっと口を開いた。
「今日は豪華なディナーなんですって♪」
いやいや、ディナーの話じゃなくて。。。
食いしん坊だな^^;
ま、いっか。
いろんな話はAさんがお腹いっぱいになった後で聞こう(笑)
「だからか」
そう。
俺たちは3人して、衣装を着替えようとしたのに、また任命式に着たスーツを着せられていた。
お堅い式典の後だからかと思ったけど、そういう訳か。
エグゼクティブラウンジの海側の個室に入って、4人で食事をした。
外で4人揃っての食事は初めてだった。
テーブルに着く前からすでに座席の位置で揉め、出て来た食前酒を飲むか飲まないかでまた揉めた。
結局、窓側にAさん、その横が俺、Aさんの向かい側がジュンスで俺の前はユチョンが座って、食前酒の事で揉めてるのも当然、向かい側に座る二人だ。
「飲んじゃダメだよ、A」
「なんでだよ?食事の前のほんのちょっぴりじゃんか!?」
「ダメだよ、酔っ払うとロクな事がなかったじゃん」
ジュンスの言う事も一理ある。
「いいじゃん、少しくらいは。せっかく、正式な高級フレンチなんだぞ」
確かにユチョンが言うのも一理ある。
「あー、もうっ(怒)」
Aさんがそう言うと、二人は一瞬にして大人しくなった。
「食前酒は結構です。ペリエを」
「かしこまりました」
「ほらね」何故かジュンスが威張ってる。
「何だ、せっかくなのに飲まないの?」
ユチョンがたったそれだけの事でがっかりしてる。
「その代わり、ワインはいただきましょう。ね、それでいいでしょ?」
「うん、そうしよう♪」
なんでそんな事くらいで一喜一憂してるんだよ?
お前、もしや良からぬ事を考えてるだろ?
酔っ払ったからって、そう簡単に裸が拝めるって訳じゃないんだぞ?
「すいませ〜ん♪ワインリストを。。。ね、ヒョン、なんにする?」
ニコニコとワインを選んでる。
幸せだな、単純で。
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yuna(プロフ) - 裕さん☆ユチョン、焦ってます＾＾;どうなるんでしょう?こんな事して、選ばれるのか。。。不安ですf^^; (2011年11月21日 6時) (
レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ユチョナ・・。どんだけぇ〜っ！（笑） (2011年11月20日 23時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - とまとさん☆必死な事に多分自分では気づいてません^^;とまとさん、鋭いです。多分、ジュンスならひっかかて、おまけにビックリして窓から落ちてる事でしょうねｗ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ﾕﾁｮﾝｵﾝﾆさん☆やっとここまで来ましたが。。。時間経過を分かってるのかどうか^^;取りあえず、ガンバ♪ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
とまと - ゆちょん、必死（笑）じゅんちゃんならセキュリティーひっかかってたね（笑） (2011年11月20日 19時) (レス) id: 592f07ec96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年11月7日 2時
