episode-321 同居人〜YC2 ページ21
「しーーーっ」
俺とジュンスは音を出さないようにこっそりと家に近づいた。
「庭広過ぎるよ」
「しゃべるなよっ」
でもホントに広過ぎる。。。
あのオンボロ車の持ち主は結局、庭にもいない。
玄関の扉を開けても。。。いない。
「ユチョナっ!!!」
ジュンスが声のボリュームを抑えて俺の腕を引っ張った。
「あれ。。」
。。。運動靴。
怪しい!
。。。怪し過ぎる!
俺たちは音を立てずに靴を脱ぎ、リビングのドアに手をかけた。
「。。。いない」
あーーーーっ!!!
怪しいのを通り越してる!!!
キッチンなのか?寝室なのか!?
「。。。イヤ」
!?
し、寝室だっ!!!
「なんで?いいじゃん」
「やめて下さい」
「奥さん、そんな事言わないでさぁ(笑)」
バタンッ!!!
寝室のドアが壊れるくらい乱暴に開けた。
「やめろぉーーーーっ!!!」
「。。。。え?」
俺は仁王立ち。
ジュンスは一目散にヌナを守るように抱きしめてる。
茫然としてるヌナ。
そして、怪しい男は。。。
脚立に乗ってた。
「ディレクターさん。。。?」
「。。。おかえり、早かったね」
取りあえず、みんなでリビングへ。
俺とジュンスは守るようにヌナの両隣に座った。
「そんなに構えるなよ。取って食う訳じゃあるまいし」
「食いそうだったじゃん」
「何言ってるのよ、ユチョ///」
「声だけ聞いたらなんかされてるかと思ったんだよ」
「寝室にカメラつけてただけでしょ?」
「イヤ、とか、止めてとか言うからだよ」
「カメラの位置でもめてただけよ」
「カメラの位置?」
「隠れようがないように真上につけた♪」
「真上?」
「ね?イヤでしょ?」
ヌナが不満そうに口を尖らせた。
「しょうがないでしょ?日曜まで来るなって言われて、はいそうですかって。。。もし何かあったら、責任問題だよ」
「何もないですっ！///」
「それから、今日からここに誰か交代で泊まるから」
「誰か、泊るって。。。同居人ですか?」
「ま、いないと思ってくれていいけど」
「。。。どこに?」
ジュンスの疑問はもっともだ。
この家に部屋なんてもうないぞ。
「あ、2階の納戸に♪」
「あそこ。。。」
突き当たりのヌナの部屋と俺の部屋の間にあるアレか。。。
「荷物も持って来たから」
あ！だから、軽トラかよ。
「大体は俺。編集がある時はAPが来るから」
同居人。。。
新婚生活には、ただの邪魔者だよ。
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革ベルト
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yuna(プロフ) - 裕さん☆ユチョン、焦ってます＾＾;どうなるんでしょう?こんな事して、選ばれるのか。。。不安ですf^^; (2011年11月21日 6時) (
レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ユチョナ・・。どんだけぇ〜っ！（笑） (2011年11月20日 23時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - とまとさん☆必死な事に多分自分では気づいてません^^;とまとさん、鋭いです。多分、ジュンスならひっかかて、おまけにビックリして窓から落ちてる事でしょうねｗ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ﾕﾁｮﾝｵﾝﾆさん☆やっとここまで来ましたが。。。時間経過を分かってるのかどうか^^;取りあえず、ガンバ♪ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
とまと - ゆちょん、必死（笑）じゅんちゃんならセキュリティーひっかかってたね（笑） (2011年11月20日 19時) (レス) id: 592f07ec96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年11月7日 2時
