episode-303 新居〜YC3 ページ3
ヌナが俺の背中に腕を回してしがみついた。
泣いてるかどうかは分からない。
メミのくせに声をあげる事はなかった。
カウチの肘掛にヌナの体をゆっくりと倒した。
腕の力が抜けて背中に回していた腕が今度は俺の胸を押し返すように触れてる。
「ユチョ。。」
「ヌナ、その手はどけて。。。俺の首に回して。。。」
「え?」
ヌナの手が躊躇しながら俺の首に回される。
「ほら、この方が近付ける」
狭いカウチの上でヌナの体に覆い被さるように上になった。
少し驚いて、戸惑うヌナの瞳は今日も閉じてはくれない。
俺の掌がヌナのウエストに触れ、そこから腰へ続く曲線をなぞるように這って行った。
「ゆ、ユチョ///」
止めるような、その声すら俺の背中をゾクッとさせる。
まだ明るい、自宅の俺の部屋でカーテンもドアも開いたままなのに俺はその行為を止められなかった。
「A。。」
「。。だ、ダメ///」
「。。。(笑)聞こえない」
俺の唇がヌナの浮き上がった鎖骨を捉える。
瞬間、ヌナの手から力が抜けた。
いいね?いいんだよね?
「俺があげた香水。。。」
首元なのか胸元なのかその匂いが俺を益々止められなくした。
ヌナの着ていたピッタリとしたTシャツの裾を捲り上げるように俺の手が動いたその時。。。
「ヒョーン、帰ってるの!?」
「「え!?」」
俺は慌てて、ヌナのTシャツを元に戻してそこから飛び降りた。
「う。。あー、いるよ！」
「何だ、帰ってたの?。。。あれ?ウリヒョンス！」
ユファンが俺の部屋を覗いてヌナに挨拶をした。
「お、お前いたの?」
「うん、さっき起きてシャワー浴びてた」
「仕事は?」
「うん、これから」
「お、俺は荷物を取りに」
「荷物?」
「あと1カ月、同居する事になったんだ」
俺は、なるべく平静を装ってそう言った。
「良かったじゃん!脱落したって言ってヒョンス(兄嫁)の写真の前でずっと飲んでたんですよ」
「え?///」
「よ、余計な事を言うなっ」
「あ。。。」
ユファンはそう言うと俺とヌナを見て、何かを納得したように「ゴメン」って言うと自分の部屋に入って行った。
「ゴメン、ヌナ」
「な。。なにが?///」
「うちって誰の部屋もドアを閉めないんだ」
「そうなの?」
「うん。。。何やってるか、ちゃんといるか、確かめあうんだ」
「そうなんだ。。。素敵ね」
「そう?」
「うん。仲良しなのね」
うん。でも、今回は。。。失敗だな(笑)
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革ベルト
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yuna(プロフ) - 裕さん☆ユチョン、焦ってます＾＾;どうなるんでしょう?こんな事して、選ばれるのか。。。不安ですf^^; (2011年11月21日 6時) (
レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ユチョナ・・。どんだけぇ〜っ！（笑） (2011年11月20日 23時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - とまとさん☆必死な事に多分自分では気づいてません^^;とまとさん、鋭いです。多分、ジュンスならひっかかて、おまけにビックリして窓から落ちてる事でしょうねｗ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ﾕﾁｮﾝｵﾝﾆさん☆やっとここまで来ましたが。。。時間経過を分かってるのかどうか^^;取りあえず、ガンバ♪ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
とまと - ゆちょん、必死（笑）じゅんちゃんならセキュリティーひっかかってたね（笑） (2011年11月20日 19時) (レス) id: 592f07ec96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年11月7日 2時
