episode-312 同居人〜JS6 ページ12
暗がりの中でもAの瞳がキラキラと光ってる。
僕はしばらくその光だけを見てた。
3人で決めたあの香水の香りと、お風呂上がりの匂いが絡み合うように僕を誘惑してる。
僕たちは手を繋いでベッドの上に並んで座った。
遠くでヒョン達の酒盛りの声が聞える。
「まだ、飲む気かな(笑)」
「久しぶりだから止まらないのね、きっと(笑)」
「お風呂に入ったんだね」
「。。。ジュンちゃんも」
「うん」
下の二人に聞えないように小声で話してるから、お互いの声を聞き洩らさないように少し体を近づけあった。
8月も終わるっていうのにまだ暑い熱帯夜に僕たちは体を寄せ合ってる。
Aはホッとして静かに優しく微笑んでいた。
「ねぇ、聞いてもいい?」
「うん」
「昨日はなんで飲んだの?」
「え?」
「今までは誰かに飲まされて酔っ払ってたけど、昨日は自分で飲んだでしょ?」
「うん。。」
「なんで?」
「あのね。。。プロポーズされた後、みんなに会えなくなって。。。あの時。。」
「うん」
「なんて言ったらいいんだろう?。。。絶望感みたいな。。そんなカンジになって、ホントにホントに。。。悲しかったの。」
「うん」
「。。。そういう事///」
「え?」
「だから。。。///」
「え?だから?」
Aが僕から顔が見えないように下を向いた。
「。。それだけ、みんなを好きになってたって事///」
「。。。え?」
「それだけ好きになってしまったから、体中が痛くてバラバラになるほど辛かったの。。。だから、その気持ち。。。伝えたかったんだけど。。。きっと恥ずかしくてうまく言えないって思って。。」
「そうだったの?」
Aが黙って、深く頷いた。
Aがそんなに僕(たち)を好きだったなんて。。。
「でも、」
「え?」
「今日は頑張ったでしょ?」
Aがそう言ってほほ笑むと僕の心臓が今度はキュッと痛くなった。
この人をいつか、手放す時が来るなんて。。。
僕の繋いでない方の手が勝手にAの頬に触れた。
包み込むように触れ、僕の方に向ける。
「頑張ってくれて、ありがとう」
僕の唇がゆっくりと近づいて、あと数センチのところで止まった。
「。。いい?」
Aが小さくだけどハッキリと頷いてくれた。
大丈夫、誰も見ていない。
月と星と僕たちだけの秘密。
僕は柔らかな唇からちょっとの間、離れて「もう飲んじゃダメだよ」って言って、またキスを続けたんだ。
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革ベルト
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yuna(プロフ) - 裕さん☆ユチョン、焦ってます＾＾;どうなるんでしょう?こんな事して、選ばれるのか。。。不安ですf^^; (2011年11月21日 6時) (
レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - ユチョナ・・。どんだけぇ〜っ！（笑） (2011年11月20日 23時) (レス) id: 3702ac458e (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - とまとさん☆必死な事に多分自分では気づいてません^^;とまとさん、鋭いです。多分、ジュンスならひっかかて、おまけにビックリして窓から落ちてる事でしょうねｗ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - ﾕﾁｮﾝｵﾝﾆさん☆やっとここまで来ましたが。。。時間経過を分かってるのかどうか^^;取りあえず、ガンバ♪ (2011年11月20日 22時) (レス) id: bad1fd739f (このIDを非表示/違反報告)
とまと - ゆちょん、必死（笑）じゅんちゃんならセキュリティーひっかかってたね（笑） (2011年11月20日 19時) (レス) id: 592f07ec96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuna☆
| 作者ホームページ：http://blog.goo.ne.jp/kecyabulnt
作成日時：2011年11月7日 2時
