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プップー!!
安「Aさん!」
『え…安室さん?』
大通りから一本それた路地を歩いていると鳴らされたクラクション。その運転席には安室さんが居て、俺を呼び止めた。……あれ、ポアロは…?
安「もしかして、さっきのレシートの事探ってます?」
『まぁ…ちょっと気になったから』
安「そうですか…コレ、見ます?」
『!!それって…』
安「見つけましたよ、ちゃんと。乗って下さい」
ドヤ顔の安室さんの手には風に飛ばされたはずのレシートが握られていて、促されるまま俺は助手席に座った
『すごいっすね、見つけるなんて』
安「探偵助手ですからね…こういうのは得意なんです」
『ふぅん……。あ、これもしかしてナンバー?』
Corpseの下にまだ消されている文字があって、それは車のナンバーだと思われるもの。8ナンバーから始まっていないことを踏まえるとやっぱりクール便の宅配者だな
安「ええ、そう思って目ぼしい宅配車の居場所を突き止めそこに向かっている途中なんです」
『探偵ってすごいねぇ』
安「それが仕事ですからね…あ、見えてきました」
『………』
車一台が通れるような道に停め、荷台を弄る作業員二人の姿が見える。ゆっくりと近づきクラクションを鳴らした安室さんは車から降りて声をかける
安「すみませーん!この路地狭いから…譲ってもらえません?傷つけたくないので!」
『(一応俺も降りておくか…)』
そうして二人で近づくと少しだけ開いたトラックの荷台からこの前会った子供たちが顔を出し助けを求める
元「探偵の兄ちゃん!!」
歩「Aお兄さん助けて〜〜!!」
「「?!」」
安「あれ?君たち何をやってるんだい?」
『そこは遊んでいいところじゃねーぞー』
「ガキと知り合いか…。見られちまったら仕方ねぇ、ガキを殺されたくなかったらあんたらも中に…ッ?!ぐはッ!」
「んぐッ?!?!」
二人の作業員が倒れたのはほぼ同時で、え?って顔で安室さんと見合ってしまった
安「と、とりあえずコナン君はこのことを警察に…」
コ「う、うん…」
『コイツら縛っとこーよ』
安「このガムテープで巻いておきますか」
犯人たちをぐるぐる巻きにしてトラックに寄りかからせる。二人とも白目向いて気絶してやんのー…だっさいねぇ
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - mikittyさん» mikitty様♡コメントありがとうございます!!更新お待たせしましたm(__)mこれからも温かい目で見てやってください♡ (2023年1月9日 3時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます! (2023年1月4日 0時) (レス) @page41 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - はやてさん» はやて様♡お返事遅くなりましたm(__)m嬉しいお言葉本当にありがとうございます…!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(*^-^*) (2022年12月17日 6時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はやて - はじめまして、小説読ませていただきました…とても設定・文章好きです…今まで読んだ小説とは雰囲気が違って、繰り返し読みたくなります。更新頑張ってください! (2022年12月5日 15時) (レス) @page18 id: d578c60413 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさん» ( ・´ー・`)どやw様♡コメントありがとうございます!好き…めっちゃ嬉しいお言葉です(´;ω;`)くま、可愛いですよね(・(ェ)・)どやさんの顔もかわいい…(告白返し)更新頑張りますので応援お願いしますッ^^ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年12月1日 1時