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梓「へぇー!Aさんアメリカに住んでたんですか!いいなぁ〜」
『そんないい所じゃなかったけどね。スゲー治安悪いから』
梓「そうだったんですか?」
遅めの昼食を食べ終え安室さんと梓さんと談笑をする。今日はカラスミパスタにしたんだけどこれもまた美味しかった。
『うん。都心でも無かったからギャングばっかりだし銃と麻薬は日常茶飯事だったよ』
梓「えぇ…そう聞くと怖いですね…」
安「Aさんも銃とか持ってたんですか?」
『…護身用に持ってるだけだったから使った事はないよ。安室さんはハーフ?』
安「ええ、まぁ。僕は生まれも育ちも日本ですけどね」
『ふぅん』
褐色の肌に金色の髪。瞳は少しグレーっぽくて綺麗な色だと思う。俺は黒髪で真っ黒な瞳だから向こうではよくからかわれたっけな
梓「ーーーでも、治安の悪さで言ったらここ米花町も負けてませんよ?」
『え、そうなの?』
梓「銀行強盗にバスジャック…それにこの前は爆発騒ぎが起きたり。いつかこのお店も狙われるんじゃないかってヒヤヒヤしちゃいますよぉ」
安「確かに事件、多いですからね…この街」
『へぇ…賑わってる街なのにね』
こんなに綺麗で住みやすそうな街なのにそんな事がしょっちゅう起きるなんて、この国の警察は忙しいんだろうな…
安「Aさんはこっちに移住するんですか?」
『んー、まだそこまで考えてないなぁ』
安「そうですか…じゃあ仕事とかはしない予定ですか」
『観光ビザで仕事したらアウトだろ』
梓「残念…安室さんが抜けた時に入ってもらいたかったなぁ〜。安室さん、すーぐどこかに行っちゃうんですよ?」
安「あはは…その節は毎度すみません」
『名の知れた探偵の助手だと忙しいんですねぇ。……じゃ、俺はそろそろ帰ろうかなぁ』
梓「あっ!そろそろ大尉が来る頃かなぁ〜。外まで一緒にでましょ♪」
『?わかりました。じゃあご馳走様でーす』
会計を済ませ、大尉が来ると言った梓さんと共に店の外へ出る。すると「にゃぁ」と一匹の猫が近寄ってきていつの間にか餌を持った梓さんの前にちょこんと座る。
『大尉って猫だったんだ』
梓「来るようになったのは最近なんですけどね!この上に住んでる男の子とよく餌をあげてたんです」
『そうなんだ…あ、なんか首輪に付いてる』
梓「え?」
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - mikittyさん» mikitty様♡コメントありがとうございます!!更新お待たせしましたm(__)mこれからも温かい目で見てやってください♡ (2023年1月9日 3時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます! (2023年1月4日 0時) (レス) @page41 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - はやてさん» はやて様♡お返事遅くなりましたm(__)m嬉しいお言葉本当にありがとうございます…!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(*^-^*) (2022年12月17日 6時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はやて - はじめまして、小説読ませていただきました…とても設定・文章好きです…今まで読んだ小説とは雰囲気が違って、繰り返し読みたくなります。更新頑張ってください! (2022年12月5日 15時) (レス) @page18 id: d578c60413 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさん» ( ・´ー・`)どやw様♡コメントありがとうございます!好き…めっちゃ嬉しいお言葉です(´;ω;`)くま、可愛いですよね(・(ェ)・)どやさんの顔もかわいい…(告白返し)更新頑張りますので応援お願いしますッ^^ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年12月1日 1時