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光「変ですね…どこにもいませんよ…」
元「先に帰っちまったのかなー」
『いや、それはないだろ…探し始めて30分か…』
子供のかくれんぼって意外と見つけられねぇんだよなーって思って散々探したけど、やっぱりどこにも居なくて…日も暮れ初めてさすがに俺も焦ってきた。
コ「おい!この探偵バッジって歩美ちゃんも付けてたよな?!」
元「あ、あぁ」
『探偵バッジ?』
コナンは胸に着けていたバッジを乱暴に外すと「歩美ちゃん!聞こえるか?!」と声をかけ始めた。どうやらそのバッジは無線のようになっているみたいで何度か声掛けをする
歩≪「ふぁぁぁ…」≫
コ「歩美ちゃん?!」
間の抜けた声…どこかで寝ていた?
歩「…コナン君…?ーーーーいったぁーい!!」
ゴン、と鈍い音と共に歩美ちゃんの声がハッキリ聞こえてとりあえずはホッとする
コ「歩美ちゃん、今どこだ?!」
歩≪「わかんない…暗くて狭いトコ…」≫
コ「この音…車か?!」
『なんかエンジン音聞こえるね』
歩≪「…あ!そうそう、わたし公園の前に止まってた車のトランクに隠れたのよ!見つからないように中にあった毛布にくるまって…そしたら眠くなっちゃって…」≫
『マジかよ』
類は友を呼ぶ、ってか…?この子供たちの隠れる場所マジでおかしいって…
元「なにやってんだよドジだなー!」
光「でも居場所がわかってよかったです…」
車…。公園に止まってたと言えばさっき急発進していった車くらいしかなかったからな…あの白い車だろう
元「大声出して車の人に助けてもらえ!」
歩≪「うん、わかった!」≫
コ「いや、ちょ、まって…」
コナンは大声を出すことを制止させようとするが「なにこれー?」と言う歩美ちゃんの声に阻まれた
歩≪「お金が紙袋の中にいっぱい詰まってるよ!」≫
『なんだって?』
元「すげーな!!!他にはなんかねーのか?」
歩≪「ポリ袋が…あ、ノコギリだよ!!でもなんか…ヌルヌルしたのがついてる…」≫
『…歩美ちゃん、ちょっと怖い事言うけど、もう何も触らないで。そのままじっとして待っててくれる?』
コ「Aさん…」
『…あんまりいい状況じゃないかもね』
コナンは心配そうにバッジの先の歩美ちゃんに声をかける。もしかしたら、を考えると無暗に騒がない方がいいだろう
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(・(ェ)・)くま(プロフ) - mikittyさん» mikitty様♡コメントありがとうございます!!更新お待たせしましたm(__)mこれからも温かい目で見てやってください♡ (2023年1月9日 3時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます! (2023年1月4日 0時) (レス) @page41 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - はやてさん» はやて様♡お返事遅くなりましたm(__)m嬉しいお言葉本当にありがとうございます…!!頑張りますのでこれからもよろしくお願いします(*^-^*) (2022年12月17日 6時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
はやて - はじめまして、小説読ませていただきました…とても設定・文章好きです…今まで読んだ小説とは雰囲気が違って、繰り返し読みたくなります。更新頑張ってください! (2022年12月5日 15時) (レス) @page18 id: d578c60413 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - ( ・´ー・`)どやwさん» ( ・´ー・`)どやw様♡コメントありがとうございます!好き…めっちゃ嬉しいお言葉です(´;ω;`)くま、可愛いですよね(・(ェ)・)どやさんの顔もかわいい…(告白返し)更新頑張りますので応援お願いしますッ^^ (2022年12月5日 0時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年12月1日 1時