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二日という時間はあっという間で
松≪これから迎えに行く≫
『わかった。じゃあ後で』
松田との通話を切って今日の作戦を再確認する。何度も、何度も頭の中でシミュレーションをした。
『(大丈夫…落ち着け…)』
作戦会議をした次の日から、送り迎えだけお願いして帰ってもらっていた。わたしはわたしで準備があるし、彼らだってそう。組織は今、降谷の事で手一杯だと思うし多分わたしの身は大丈夫だろうと決め込んでいた。
それが、いけなかったんだ
ピンポーン
『はーい、ッッ!?』
電話を終えて10分。松田が迎えに来たのだと思い玄関を開けた途端、むせ返る薬品の臭いで頭がいっぱいになった。
ジ「大人しくしてねぇとこのまま殺す」
『な、んんんーーー!!!』
長い銀髪、鋭い目つき。あの日見た男ーーーーーーージン
よく考えればおかしかった。松田の家からじゃ10分で来れるはずがない。それにインターフォンを確認せずドアを開けたのは完全にわたしのミスだ………あんなに、みんなに協力してもらって作戦立てたのに。
『(わたしの、せいだ)』
何かあったら、作戦が狂ってしまったら、降谷を……助け出すことが出来なかったら
どうしよう
ジ「フッ、これでバーボンも終わりだな」
その言葉を最後にわたしは意識を手放した
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松田side
松「おい、アイツどこだ」
萩「?Aちゃんならじんぺーちゃんが迎えに行く手筈だったよね?」
松「ハァ?!俺に‘Aちゃん迎えに行くから’ってメールしてきたのお前だろ?!」
萩「は?!そんなメール送ってないけど?!」
諸「……おい、お前らどういう事だ」
伊「Aはどこだ…?」
松「俺家見てくる!!!」
クソッ!!やられた!!萩のメールはフェイクだったのか?!Aを迎えに行こうと思ったら送られてきたメール。そもそも萩は別の役割があったんだ…俺がそれを信じてしまったせいで、Aに何かあったら…
松「くそ、くそッ!!ーーーーーーーA!!」
バン!と勢いよく開けた扉は反動で跳ね返ってくる。その部屋の中は空っぽで、少し争った形跡が残る。
松「ドアも鍵閉まってなかった…」
完全にやられた…
俺は震える手で
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あすっち - めちゃくちゃ面白くて何回も見てます、、、、、////////これからも頑張ってください! (2023年1月16日 0時) (レス) @page38 id: c04e4a05ef (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - 明里香さん» 明里香様♡本当に毎度すみません…!訂正しました!ありがとうございます^^ (2022年10月13日 10時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
(・(ェ)・)くま(プロフ) - miさん» mi様♡コメントありがとうございます!どうにか完結することができました♡読んでいただき本当に嬉しいです。まだまだ頑張りますので応援お願いします^^♪ (2022年10月13日 10時) (レス) id: 98bdb70c83 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 124話の降谷side、名前変換出来ていない箇所があります。 (2022年10月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 完結おめでとうございます!いつも楽しく読ませて頂いてました!これからも頑張ってください!! (2022年10月9日 15時) (レス) @page33 id: 860db93b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:(・(ェ)・)くま | 作成日時:2022年9月22日 15時