〇*31.〇 ページ31
Aside
.
今、なんて…?
放っておけなかったから?
私を…
藤「なんて…変なこと言っちゃったかな俺」
「い、いえ/////」
藤ヶ谷先輩が
そんなこと思ってくれてたなんて
嬉しくて…
少しは先輩の中に私がいたり
なんて、舞い上がってしまいそうになった
藤「でも、本当に大丈夫?」
「はい、先輩のおかげで元気出ました」
藤「…俺のおかげか。」
「はいっ先輩のおかげです!」
藤「ふはっ、そっか。それは良かった」
「ありがとうございますっ先輩!」
もう遅いから部屋戻ろうかって
立ち上がって
「先輩、それじゃ…」
藤「Aちゃん、
今日はありがとね」
「え?」
藤「なんだか、俺の方が元気貰っちゃった」
そう言って、可愛く笑う先輩
こんな顔も…するんだ
藤「じゃあ、おやすみ」
「おやすみなさい///」
先輩が部屋に戻るのを見送ろうと思ったら
先入りなさいって先輩が目で合図して
軽く会釈をして、部屋に戻った
「先輩…ありがとうございます」
【みっくん、ごめんね】
【大丈夫?】
みっくんに連絡を入れてみると
すぐに既読がついた
【俺の方こそ、ごめんな。】
【大丈夫。心配すんな】
すぐに返信が帰ってきて嬉しかったけど
「心配すんな…か」
なんだか、心がもやもやする
【何かあったら言ってよね】
【ありがと】
いつもと変わらないみっくんの
短い返信に
今日は少しだけ、寂しく感じてしまう
.
278人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ももみつ | 作成日時:2019年8月23日 10時