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どうゆう状況!? ページ29

暑い…。


のどが渇いた…。


そう感じて夜中に目が覚める。


体勢を変えようと寝返りをうった。



違和感を感じて薄っすらと目を開ける。



「!!!?」



目の前にユンギさんの寝顔。



え?なんで!?え?…え!?



慌てて起き上がりユンギさんを揺さぶる。



「ユンギさん!?起きて!ユンギさん!」


YG「ん〜…なに…ヌナ…」


「なんでここにいるの?どうやって入って…って起きてる!?」


YG「zzz…」



寝てる。



…なぜここで当たり前のように寝る?



ここ私のベッドだけど…いや正確には違うけど…。



ん?もしかして事務所から鍵預かったのか?



サイドテーブルには飲み物やら薬やらが置いてある。



あ…看病しに来てくれたのか。



忙しいだろうに。


隣ですやすやと眠るユンギさんを見て申し訳ないような、嬉しいような複雑な気分になった。


なぜベッドで寝ているのかは謎のままだが、疲れてるだろうからそのまま寝かせておくことにした。


でもユンギさんと添い寝なんて、色んな人から命が狙われそうだからソファに行こう…。


そう思って布団から出ようとすると、腕を引っ張られて元の位置に戻された。



YG「病人がどこで寝んだよ」



目を閉じたままユンギさんが言う。



「いやだってこの状況はマズい…」



YG「襲わないでね」



「襲わないわ!てかそれ普通こっちのセリ…ゲホッ」



YG「ほら騒がないで寝る」



「…」



私が悪いみたいになってるけどおかしくない?



そう思ったが混乱したせいで頭も痛くなってきた。



もういいや。寝よう。



諦めて横になると、接している腕にユンギさんの体温を感じる。



あぁこれが人肌ってやつか…落ち着くな…



なんて考えてたら、いつの間にか眠っていた。









明け方に目が覚めた。


隣で寝てたはずのユンギさんがいない。


その代わりキッチンの方から物音がする。


起き上がってぼーっと眺めていると、ユンギさんが器を載せたトレーを持ってキッチンから出てきた。


YG「あ、目覚めた?」


「おはようございます。起きてたんだ」


YG「看病しに来たのに寝てただけってバレたら、あいつらに何言われるかわかんねーから」


そう言ってお粥を出してくれる。


「ありがとう」


YG「食べさせてやろっか」


そう言っていたずらっぽくニっと笑う。



ホソクさんとのことを思い出して思わず顔が熱くなる。



「結構です!」



なんなんだ皆して!



からかうの好きだな!

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作者名:よぞら* | 作成日時:2021年12月1日 14時

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