オフだ！【YG】 ページ21
朝起きたらヌナのおかげでホソクも回復していた。
ホソクは頑張り過ぎるところがあるから、今までも体調を崩すことが何回かあった。
でも今回はヌナがいてくれたからか、回復がいつもより断然早かった。
それに今日は1日オフだからゆっくり休めるしひと安心だ。
俺はいつも通り曲作りして、疲れたら昼寝でもしてゆっくり過ごそうと思っていた。
コーヒーを持って部屋に行こうとするとジンヒョンが起きてくる。
JN「おはよう！あっ！ホソガ大丈夫？」
HS「おはようジンヒョン！もうだいぶいいよ。今日一日はゆっくり休めってヌナに念押されたけど」
「本当は病院で診てもらった方がいいと思うんだけど…」
HS「だ〜いじょうぶだって！もう熱も下がったし身体だってダルくないもん」
「少しでもまた熱出たり具合悪くなったらすぐ病院行くからね！」
HS「は〜い。わかりました！」
なんだか母子の会話だな。
ホソクがこんな甘えた子供みたいな会話してるなんて珍しい。
心なしかホソクも嬉しそうだ。
JN「ヌナ！今日買い物行こう！」
唐突にジンヒョンが言った。
「え？」
JN「薬の予備とか何かしら買うものあるでしょ？今日オフだから俺付き合えるし！前に次は俺も連れてってくれるって約束したじゃん！」
あぁ。
そう言えば前に俺とテヒョンとホソクがヌナと一緒に買い物に行って、帰った時ジンヒョンがすごく一緒に行きたそうにしてたのを思い出した。
ヌナも思い出したらしく、あぁ。という顔をしている。
JN「ね！いいでしょ!?」
いいと言わないと引き下がらない雰囲気を醸し出している。
「じゃあ…行こっか？」
TH「俺も行く！」
それまでリビングのソファで1人黙ってスマホをイジっていたテヒョンが間髪入れずに手を挙げる。
JN「え？」
TH「ジンヒョン、みんなで決めたルール忘れてないですよね？1,宿舎の外でヌナと2人きりにならない」
JN「あ、そうだった…」
TH「ね！」
HS「俺も〜…」
JN「ホソガはダメだよ」
TH「ホビヒョンはだめ」
「ホソクさんは休んでてください」
HS「。。。」
無言で俺に抱きついてくるホソガ。
ちょっと同情する。
「ユンギさんはどうする？」
正直俺も行っちゃおうかなと思ってたけど、ホソガを見てたら気の毒になってきたので残ることにする。
YG「いや、俺はいいや」
こうしてヌナとジンヒョンとテヒョンは3人で買い物に出かけていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 465人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よぞら* | 作成日時：2021年12月1日 14時
