帰る場所2 (ページ3)

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会議の後【TH】ページ3

俺の思いが通じたのか、ホビヒョンはヌナを引き留めることに同意してくれた。

俺達は勝手な行動はしないこと、ヌナの前で揉めないこと、ヌナに対する心境に変化があった場合(好きになった、諦めた等)は皆に知らせることを約束した。

それにしてもジョングクはなんとなく気付いてたけど、ジンヒョンやナムジュニヒョンまでヌナのこと…。

まぁヌナを好きになってしまう気持ちはよくわかる。

他の誰が好きであろうが、俺がヌナを好きな気持ちは変わらない。

もちろん暴走しないように気をつけるけど。

YG「そうと決まったらAさんに辞めんなって伝えないとな」

JN「そうだね。勝手に辞められたらたまったもんじゃない！」

JK「次ヌナが来たら逃げないように拉致っとかないとね！」

JM「ジョングガ可愛い顔で怖い発言しないで」

YG「Aさんって次いつ来る？」

ユンギヒョンに言われて、ナムジュニヒョンがAさんのスケジュールを確認する。

NJ「…Aさんの次の出勤日3日後です…」

JN,JK「マジで！？」

…マジか。

こうゆうタイミングに限って。

ここ最近毎日のように来てくれるのが当たり前になっていたから、よりによってこのタイミングで2日も会えないなんてもどかし過ぎる。

会えるのが当たり前だったから、俺達は今まで誰もヌナと連絡先を交換していなかった。

ナムジュニヒョンでさえ、いつもセジニヒョンか事務所経由で連絡していたらしい。

あくまで俺達はセジニヒョンを介してヌナと繋がっていると思い知らされているようで、何だかすごく悔しい。

ヌナに会いたい。

昨日も会ったのに会えないとわかったらますます会いたくなる。

まさかこのまま来なくなるなんてことないよな？

皆も絶望的な顔をしている。

この後、俺達は永遠に終わらないんじゃないかと思える長い長い2日間をなんとか耐え凌いだ。