今日:243 hit、昨日:99 hit、合計:12,725 hit
小|中|大|
「あの、バスケ部ってここですか?」
「え、あぁ、そうよ!」
「入部届け、記入したいんですけど」
彼は柔らかく微笑んだ。
「緑川中?」
「バスケ部?」
「はい。まぁ彼らのおかげでそう目立ちはしなかったんですけどね」
苦笑いのまま名前を記入していく彼。
入部届けを受け取った女子生徒は目を通す。
綺麗に整った字で書かれたのは「後藤(名前)」。
「あれ、志望動機……」
「まぁ簡単に言うと、無名校を優勝させて強豪校を追い出したいって感じですかね」
アハハ、と頬を掻きながら笑う。
どっかで見たことあるような彼に、女子生徒・相田リコと隣に座る男子生徒・日向順平は釣り上げた頬を痙攣させる。
「簡単じゃないと思うけど、夢は大きい方が良いじゃないですか」
彼はそう言って立ち上がった。
「まぁ今年は悪い結果にはしないので、任せてくださいよ」
「楽しみにしているわね」
この物語は誰も知らない隠れた天才の一人の物語。執筆状態:連載中

「え、あぁ、そうよ!」
「入部届け、記入したいんですけど」
彼は柔らかく微笑んだ。
「緑川中?」
「バスケ部?」
「はい。まぁ彼らのおかげでそう目立ちはしなかったんですけどね」
苦笑いのまま名前を記入していく彼。
入部届けを受け取った女子生徒は目を通す。
綺麗に整った字で書かれたのは「後藤(名前)」。
「あれ、志望動機……」
「まぁ簡単に言うと、無名校を優勝させて強豪校を追い出したいって感じですかね」
アハハ、と頬を掻きながら笑う。
どっかで見たことあるような彼に、女子生徒・相田リコと隣に座る男子生徒・日向順平は釣り上げた頬を痙攣させる。
「簡単じゃないと思うけど、夢は大きい方が良いじゃないですか」
彼はそう言って立ち上がった。
「まぁ今年は悪い結果にはしないので、任せてくださいよ」
「楽しみにしているわね」
この物語は誰も知らない隠れた天才の一人の物語。執筆状態:連載中

152人がお気に入り

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メンヘラ君。(プロフ) - 夢主君かっこいいですね!更新楽しみにしてます!無理せず、がんばってください! (3月31日 22時) (レス) @page10 id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:塩こんぶ | 作成日時:2023年3月18日 23時