親友怒らせるべからず ページ49
次に目を覚ましたら多分どうにかなってるだろう…そんな思いで後部座席に共に乗車した裕也お兄ちゃんの手を握って眠った。
──────────
で、目を覚ました訳なんですが…
『1週間…?』
「そ、1週間寝てた。」
真っ赤な目のなぎたん(変装済み)に言われた。
うっそやろ???私、そんなに重体だったの???
「失血性ショックで心肺停止…ヒロさんが蘇生してくれたの。」
『ま、え?心臓…止まったの?』
「止まったわね。」
やだなぎたんこわひ…ごめん…怒ったら嫌でしゅ…
「…蘇生して一言、Aあんたどんだけ裕也さん好きなの?“安室さん”と裕也さん二人に“おかえり”って言ったのよ?」
それに、お仕事お疲れ様だなんて…
「…裕也さん色んな意味で号泣だったわよ?」
『………ほんっっっと、憶えてない無意識…「ほう?ではパツキンゴリラとは?」あ、それはおぼえて、マス…!?』
ひえぇええッッッあむピピ超絶ブリザードスマイルじゃないですかやだぁぁあッッッ!!!
てか何時から居たの???
「凪さんの、出血性ショックからですね?」
それほぼ最初からやん???
『…水飲みに行こうとしただけなのに、まさか階段踏み外すだなんて…。』
「…ヒロが直ぐに見つけてくれたから、一命を取り留めた様なモノだが。」
あの場にいた全員が肝を冷やしたんだからな?
『…すみません。』
「…謝るな。俺が悪いみたいじゃないか…」
「めっちゃ責めてますよね安室さん???」
なぎたん怖いよ???別の意味で怖いよ???
「済まなかった…八つ当たりだ。」
『え、そうだったのです?別にいいんですけど…』
てか外で安室さん呼び分かるけど…中身(降谷さん)全開で最早認識が迷子極めてるけどこれ突っ込んじゃダメなの???
あハイ、突っ込まないが正解ね?分かります…
『因みに裕也お兄ちゃんとヒロさんは?』
「風見は都庁…書類が終わり次第此処に来る。ヒロも同じくだ。」
OK理解した…ん?
「『じゃあ安室さんはなんで此処に居るんですか/ねぇ?』」
「……俺も都庁に戻る。」
無言とかてっっめッッッおいコラちょっと待と…?
“其れで良く公安が務まるな”って特大大ブーメランですよね降やん???
『いいのかそれで…』
「職権乱用…今度は許さないのでよろしくお願いしますね?…先輩。」
なぎたん???オコなの??!
「あぁ…分かった、俺が悪かった。」
そして降やんめっちゃ潔く謝ったよ?大丈夫なの公安???
374人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠衣(プロフ) - とても面白くて大好きです!これからも頑張ってください! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2019年11月15日 16時