顔面ハイスペック集合 ページ28
≪それはもう答えが出てるんじゃないか?…なんで俺に掛けてきた。≫
『だって、零さんの同期だし…流石に何時かの病室の様な“遭遇事故”の二の舞になったら困るでしょ…なんていうか、白々しくて見てられなかったんですから…』
それに、私一人で取り決めていい話じゃないですよね?
『私、信頼されてるんですか?』
≪じゃなければ君は探偵としてそこには居ない。≫
『それ、零さん達のお陰だから…』
後、今後どっかに潜入予定とかあります?
≪いや、ないが?≫
『じゃあ私が零さんの今後のために頑張ります…伊達さんも同期ですよね?確か。』
≪あぁ…そうだが、誰から聞いたんだ?≫
『伊達さん御本人に…“萩原達の同期”って聞いただけなので、一応確認です。』
成程な…と納得する彼に事務所で話すと伝えて電話を切ってトイレを出る
「遅い。」
バンッ
出たよ壁ドン…
「誰と何話してた…?」
「おい松田、ここ店だぞ?」
「伊達は黙ってろ…」
さすがに店で修羅場るのは宜しくないって陣ちゃん…。
『店では話せませんので、うちの“事務所”で話しましょう?陣平先輩。』
だから手を退けてもらっても…?
「…嫌っつったら?」
『今すぐはっ倒すぞグラサン。』
「分かった…」
即答してんじゃないわよ陣ちゃん…
『という訳なんで、緋色さん事務所戻りましょ…ナギたんが聞いたら発狂しますわ。』
「あー…だよな、大丈夫か初日がこんなんで…?」
『逆にラッキーと考えましょ…』
研二先輩、時間とか大丈夫ですか?
「あ…うん、大丈夫。俺と陣平ちゃんはオフだから…」
『伊達さんは?』
「あぁ…問題ないが…俺もか?」
『出来ればお願いします…』
「構わないが…」
という訳で降やん以外の警察学校組集合だよ!キタコレッッッ
「話すのか?」
『うん、さっき連絡して話してきた。好きなようにだって…全く変に信頼されててプレッシャーだよ…』
ヒロさんに困った様に愚痴りながら、イケメンの集団を引き連れて事務所に戻ったらナギたんがドスの効いた声では…???っていったよ?
怖いよナギたん…
「200字以内で説明しなさい!」
『喫茶店に入ったら居たしなんなら捕まって真っ直ぐ尋問コース…勿論上に相談したし此処で話す大丈夫な許可貰った。』
「…はぁ、災難ねA。」
『うん、ラッキーて思うべきか厄日と考えるべきか…』
非常に微妙な所である。
毛利探偵事務所にご挨拶の流れまでは順調だったんだけどなぁ…
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瑠衣(プロフ) - とても面白くて大好きです!これからも頑張ってください! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2019年11月15日 16時