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EP56 ページ7

キミがカレとでも幸せなら…ボクは…

キミから離れます

キミも同じ気持ち…ですかね?

お互い距離を取ってるのが分かりました

同じ家に居ても全然会いません

家族もボクらの仲をとやかく言いませんでした

春休みに入っても練習風景は変わらない

青峰君も紫原君も黄瀬君も…相変わらず

来てません

練習に出てる緑間君、赤司君も業務話だけで

あとは単独行動をしてます

ボクは…意を決して赤司君を呼び止めました

赤司君が変わってしまった事

チームのあり方など

…しかし赤司君は代わっただけだ

それもチームが変わったからと言われてしまいました

それに…そうですね…泣

ボクは…全中に優勝する前…あの頃に

ただ…必死に…戻りたかった…だけかもしれません泣

赤「もし辞めたいのならば止めはしない



あとはお前次第だ

続けたいならば受け入れろ



この先も帝光のシックスマンであり続けたいのなら」

話が終わり夕焼けに染まった中を歩いていると

黒・貴「あ…」



家の前でバッタリ会いました

2人で向き合うのは…いつぶりでしょう?



それに声もかけられました

どこかに出掛けてたんですか?

…そうですか

このまま帰りたくありません

向き合ったんですから…もう少し一緒にいませんか?

良い返事を貰えてホッとしました

話すならやっはあそこだろうと思いました

子供の頃よく遊んだ公園です

ブランコに乗りながら2人でたくさんおしゃべりしました

Aも分かってるのか何も聞かれず

ただ公園を目指しました

ここなら話せます

カレと話した事や…ボクの今後についても…

カレとの話をキミに話すと



貴「!!チームプレイをしないそんなバスケが…楽しいの?」

痛い所を突かれました

そんなバスケでも…ボクはまだ…コートに立って…いたいです



これ以上問い詰められたくなくて帰ろうと促しました



貴「まだ話が…」


…つい本音が…漏れてしまいました

責められたくなくて…揺らいでしまう

自分自身が情けなくて…

ボクは…初めてキミを1人にさせてしまった

走るというよりその場から逃げ出すかのように

ボクは走りました

苦しい…どこにいても…誰といても…

モウ…ナニモカンジタク…ナイデス…

それから月日が経ち…

3度目の春がやってきました

あの日からよりAと距離が出来てしまいました

だから今年もAと違うクラスでしたが

寂しい気持ちはありませんでした

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あーちゃん - すごく面白かったです!頑張ってください (11月23日 7時) (レス) @page14 id: 332a7826dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 続き気になります (2023年4月24日 21時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mipon | 作成日時:2022年6月20日 22時

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