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EP60 ページ11

赤「黒子…お前が先に気持ちを伝えていたら…

俺は選ばれなかったんじゃないかと…ずっと

頭の片隅にそんな想いがあった」

黒「…いえボクが想いを伝えても

冗談に取られるか…断られていたと思います

Aの想い人は…赤司君

ずっとキミですよ」

赤「黒子…」

黒「だからボクも嬉しいですニコ

Aが好きな君が戻ってきて

ボクからも…Aをよろしくお願いします」

ゆっくりと気持ちを込めて頭を下げた

赤「…ああ

二度と彼女を悲しませないと

お前に誓うよ黒子」

ボクの手を強く握って約束してくれました

頭を上げて彼の顔をみると晴れ晴れしていました

赤「ハァ…黒子

やはりお前には勝てないようだ」

黒「バスケですか?」

赤「そちらはリベンジするよ笑

Aの事さ」

黒「勝ち負けなんてありませんよ

ボクは赤司君よりもAと一緒にいる

年数が長いだけです」

赤「そうだな

そこは埋まる筈がないのを認めよう

Aが心変わりしないように精進するさ」

黒「ボクも諦めません」

赤「好敵手だな」

もう一度握手をしてボクらはコートに向き直りました

〜〜

火「赤司に言われてんじゃんかよっ!

はっきり言ってやれば良かったんじゃねーか!?

ボクの方がAを幸せに出来ますって」

黒「ハァ…話聞いてましたか?

Aを幸せにするのは赤司君の役目です

ボクじゃありません」

火「けどよ…」

黒「いいんです

ボクには誠凛で一緒に過ごす3年間が貰えました

十分過ぎる時間です」

火「オマエが…いいって言うならよ…」

黒「ありがとうございます火神君」

火「は//へ!?//」

黒「ボクの気持ちを汲み取ってくれて

ボクはいい相棒を持ちましたニコ」

火「なっ//恥ずかしい事サラッと言うな//」

恥ずかしくなんてありませんよ

こんなにもボクの気持ちを考えてくれるのは

君くらいです

だから…

黒「…苦しくなったら吐き出してもいいですか?」

火「!!…ったく。おばさんのメシでチャラにしてやるよ」

黒「お願いしときますニコ

そろそろ寝ましょうか

明日も練習ですからね

Aがいなくても頑張りましょう」

火「小金井さんが泣きそうだな笑

電気消してくれ」

ありがとう火神君

今夜は君がいてくれて心が温まりました

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あーちゃん - すごく面白かったです!頑張ってください (11月23日 7時) (レス) @page14 id: 332a7826dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 続き気になります (4月24日 21時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mipon | 作成日時:2022年6月20日 22時

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