ボクとキミ2 (ページ2)

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EP51 ページ2

桃「本人に写真撮らせて欲しいってお願いしてみる？」

黒「無駄な事はしてくれないと思います

ボクも持ってる写真を探してみます

その方にもう少し待って欲しいと伝えて下さい」

練習後疲れていますが写真探しを始めましょう

この1年で撮った写真に赤司君は写っていませんでした

あるのは黄瀬君に押し付けられた写真や

青峰君と撮った写真くらいです

桃井さんに現状を伝えましょう

黒『もしもし黒子です

電話いいですか？』

桃『テ、テツ君//電話ありがとう！//

写真見つかった？』

黒『いえ…あるのは黄瀬君や青峰君ばかりで…

赤司君との写真は集合写真ばかりでした』

桃『赤司君が写真撮られる機会ってないもんね…

きーちゃんや大ちゃんのはあるんだね汗

うーん…分かった！その子に聞いてみる！

またメールするね☆』

黒『お願いします』

桃井さんからのメールはその日には来ず

翌日ボクのクラスに走ってきてくれました

桃「おはよテツ君！

あのね！きーちゃんと青峰君の写真セットなら

交換okだって♪」

黒「ホントですか！？良かったです」

桃「その子ね赤司君が1番の推しなんだけど

きーちゃんや青峰君の事も好きだから

欲しいんだって

実はあたしが持ってる青峰君の写真も追加したら

即ok貰えたニコ」

黒「推し…は分かりませんが

承諾して貰えて良かったです

桃井さんもありがとうございました

何かお礼させて下さいね」

桃「お礼…か

やっぱ…前みたくみんながバスケしてる所見たい…かな」

黒「……」

それは…叶えられるか分かりませんが

ボクも同意見ですよ

桃「とりあえず交換したら渡すね☆

A喜んでくれるといいね」

黒「はい！」

桃井さんから写真を受け取り

帰り道で写真立てを買いました

A好みは分かりますから

黒「ただいま」

黒子母「テツヤ！早く！こっち！」

母さんが部屋から顔も出さずに呼んできます

慌ててるのでしょうか？

黒「どうしたんですか？」

　ガシッ

黒子母「あったのよ！見つけたの！

探し当てたわ！ほら！コレ！」

母さんが見せてきたのは…

黒「…写真」

おばさんとおじさんとAが3人で写ってます

見つけ出してくれたようです…この写真を

黒子母「撮らなくてもいいって言われたんだけど

たまにはいいじゃない♪って強引に撮ったのよ

3人とも撮られ慣れてないけど

いい笑顔よね」

黒「はい」