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赤司5 ページ7

赤司side

俺達のようでなければ出来ない

その幼馴染が1軍に上がってくるのは…

早くて来年か3年かも…しれないな

それ程帝光のバスケ部はレベルが高い

貴「だから…努力が実るといいな…って思う」

彼女の目は慈愛に満ちていた

幼馴染か…もしかしたら特別な関係なのかもしれない

…聞くのが恐ろしいが好奇心には勝てない

…へぇ。兄妹のように…か

他人にそこまで感じるのはある意味特別で

羨ましいと正直思った

…いやそこまで思われても行き着く先は兄妹だ

俺は…特別でも異性としての特別になりたい

ふっ笑。彼女に対してこんなにも執着してるとはな

やはり一目惚れなんだろう

彼女が言うストバスコートが見えてきた

コートまで入る気はなかった

ここまで来れば彼女1人でも大丈夫だろう

それに…満ち足りた時間を過ごせた

貴「あの!全中…頑張って!」

彼女の声援が耳に入り思わず振り向いた

…ああ。君がそう言ってくれるとより頑張れるよ

また美術部に行くよ…俺との距離も縮められるように

全中は対して試合には出なかった

俺達1年で試合に多く出たのは青峰くらいだった

ただこの緊張感を味わえたのは大きい

来年からは俺達が出る

足がすくんで何も出来なかったなんてさせない

無事に優勝を飾る事が出来た

監督からも労いの言葉を貰った

全中の疲れもあるだろうという事で

1軍は休息日が設けられた

家に居ても息が詰まる

夏の課題もあと少しで終わる

生徒会の仕事と一緒に片付けてしまおう

自室から出ると

使用人「征十郎様どちらへお出掛けですか?」

赤「学校へ行く」

使「お送り致しましょうか?」

赤「いや自分で行く」

夏の日差しの中歩くのも悪くない

荷物を持って学校へ向かった

部活で学校に来てる生徒は少なくない

特に運動部はだいたい居る

もちろんバスケ部も1軍以外は練習がある

だから…もしかしたら彼女が居るかもしれない

いや…居なくとも彼女の絵を見るだけでも

俺の心は満たされる

生徒会に向かう途中あの藤色の髪が見えた

!!見間違える筈がない

向かった先を追いかけると美術部がある方向だ

彼女が登校してる

自然と口元が緩んだ

赤「やはり登校して正解だったな」

生徒会室には俺しか居なく秋以降に使う資料をまとめた

課題も終わらせ一息ついた

彼女の所でこの間の絵を見せて貰おう

既に完成されている筈だ

あとあの桜の枝の絵も見たい

俺達が知り合ったきっかけのあの桜の枝を…

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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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