検索窓
今日:1 hit、昨日:40 hit、合計:33,918 hit

赤司3 ページ5

赤司side

ボールを拾い体育館へ戻ると

先輩「遅いぞ赤司っ!どこまでボール拾いに行ってた!」

案の定注意を受けたが仕方ないか

それに…束の間だが彼女と話せた

彼女は…なんて名前なんだろ?

学年は…同じのようだった

俺は彼女をもっと知りたいと思った…

異性に対してそう思うのは生まれて初めてだ

部活に専念しながら窓の外を気にしたが

彼女が現れる事はなかった

廊下でもすれ違う事もなくもしかしたら…

白昼夢だったかもしれないと思えてきた

あの日から1ヶ月が経った頃

外に人影が見えた

ちょうど休憩に入った所だ

彼女かも…しれない

確認するだけだ

外へ出ると…後ろ姿だが彼女…かもしれない

俺の記憶に残ってる人物と同じだが…

声をかけてみよう

振り向いた彼女を見て確信した

彼女だ

確かめるように再度声をかけると

俺の名前を呼ばれた

自己紹介してない筈だが…ああそういう事か

俺の事を覚えててくれたのは…嬉しいな

俺も君の名前を知りたい

藤本Aさんか

可愛い名前だ

藤色の髪に似合う

君は何故ここに居るんだ?

また桜の枝を探しにきたのか?

描くモノ…か。この間も言ってたな

美術部なのか?

へぇーこの体育館を今度は描くのか?…熱意か

そこまで考えて描く君の絵を見てみたいな

それに…君の事をよく知りたいもっと

美術部に顔を出す許可を貰えた

時間を作って見に行こう

楽しみが増えた

もうすぐ練習が始まる

行かなくては

挨拶すると彼女は歯に噛んで笑った

あ…彼女とまた会いたい

心の底から思った

それからしばらく忙しい日々だった

全中予選が始まるとより部活は厳しくなった

紫「あーもうームリー」

青「監督が指導してからマジキツいな」

緑「先輩達についていくのがやっとなのだよ」

赤「足手まといにならないように俺達も頑張ろう」

1年は俺達と灰崎の5人だけだからか

よく1年では話す

皆なかなかバスケが上手い

初めての全中予選で緊張はあったが

自分の実力が試せる好奇心の方が強かった

予選は無事に上がり全中を明日に

迎えた前日は休養日だった

部活に忙しくなかなか参加出来なかった

生徒会にも顔を出した

溜めていた仕事を片し心置きなく全中に取り組める

女生徒「あ!戸締り確認しなくちゃ」

男生徒「げぇ!やってないのかよ汗」

赤「俺がやっときますよ」

女生徒「いいの!?赤司君!?全中前なのに」

赤「だからですよニコ

しばらく活動には出られないので」

赤司4→←赤司2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
381人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。