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赤司24 ページ26

赤司side

…俺の引っ掛かりはそこではなかった

【きー君】

彼女がそう呼んでる所だ

黄瀬までもあだ名か

黄瀬も紫原同様クラスメイトだ

距離が近くなるのは仕方ない…が

どうして俺は【赤司君】のままなのだろうか

いつになったら…俺は…彼女との距離が縮まるのか?

その事ばかり考えていたせいで

彼女と虹村さんの会話は聞こえなかった…

しばらく黒子と黄瀬のやり取りを見守った

甲斐甲斐しく黒子は黄瀬にいろいろと教えるが

相変わらず反応が悪い

緑「赤司…汗」

赤「困ったね…口で説明してもあの調子ではまず納得しないだろうね」

緑「教育係を替えるか?」

赤「いや…何か手を考えよう」

黄瀬のような性格には黒子の力を実際に見た方が納得するかもな

確か今週末に2軍の試合があったな

同行として黄瀬と黒子をつけよう

コーチとキャプテンに話をつけ2人の同行が許可された

生徒会の仕事や副主将の仕事など

たくさんやる事があったが彼女の絵を

見に行く時間を作るのは苦ではなかった

桜の枝の絵がとても…気に入って毎回見てしまう

多分彼女の絵だろう下絵が置いてあった

何か描く予定なのだろう

絵を見てると扉が開きやってきたのは彼女だった

やあココでは久しぶりだね

貴「赤司君!?え!?どうして?」

彼女は俺が居るなんて思わなかったようだ

たまにAの絵を見に寄っている事を伝え

描きかけの絵の事を聞いた

俺達を題材に?それもコンテスト用

普段をメインにか

君なら忠実な俺達が描けるよ

それにまた君に描いて貰えるなら俺は光栄だ

嗚呼。黄瀬と黒子に行かせる

ん?大丈夫とは?

貴「テツ君のミスディレクションは試合の方が分かりやすい

けど…それにきー君が気付くのかな…」

黄瀬なら気付くさ

あの性格なら百聞は一見にしかずだよ

今なら…どうして俺だけ呼び方が違うのか

聞ける気がした

赤「…俺だけあだ名ではない理由があるのか?」

彼女は顔を真っ赤にして俺の話を聞いてくれた

俺は…君にとって親しい間柄に…なりたい

貴「違う!その…赤司君は…//

特別というか…//恥ずかしくて…//

話す時もドキドキしてしっかり話せたか分からないのに//

あだ名で呼ぶなんて畏れ多いというか//」

!!それは…俺を意識してる…のか?

彼女の反応を見たくて髪にキスを落とした

さっきよりも更に紅く染まり…もしかしたら…が確信に近付いた

昼休み終了のチャイムが鳴り響いた

放課後時間を作ろう

赤司25→←赤司23



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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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