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赤司12 ページ14

赤司side

2人を見ると青峰はチラチラと2階を見て

紫原は心配そうに2階を見上げてる

なるほど…紫原だったか

きっと練習を見に来てと頼んだんだろう

紫原の素直な所は…羨ましく思う

彼女にストレートに気持ちを伝えられる事は

俺には出来ない

監督と何を話したか知らないがあの日以降

彼女は1軍の体育館に出入りしていた

長く練習を見る日もあれば数分で帰る日もあった

見に来ている時は上を見なくても分かる

視線を感じるからだ

幼馴染へのアドバイスを探しているのか?

理由はどうあれ彼女が見ているからこそ

ミスなど許されない

集中がより増した

彼女が体育館に現れなくなって1週間が過ぎた

見飽きた…のだろうか

真「これで練習は終わりとする!

ストレッチ開始っ!」

全「はい!」

紫「最近藤ちん見にこないよねー」

青「ああ。前まではよく来てたのにな」

緑「部外者が居るのはよくないのだよ

監督も何故彼女と見てるのか分からないのだよ」

赤「何か考えがあっての事だろう」

俺以外にも彼女か来てない事に気付いているんだな

いや意識してるのかもしれない

そのせいか彼女が居た時は皆いつも以上に集中していた

監督とコーチが練習メニューについて話していると

貴「失礼します」

正面入口から彼女が入ってきた

紫「あれぇ?藤ち〜ん♪」

青「お?みすず何か用か?テツから伝言か?」

堂々と体育館に入ってくる彼女に驚き

俺は言葉が出なくただ彼女を見つめていた

彼女は監督の所まで向かう

真「オイ。君はいったい…」

白「いいんだ

彼女は私に用があってね

出来たかね?」

貴「はい。お手数ですが見て貰えますか?」

白「もちろんニコ

真田。あとは任せる」

監督はコーチに後を任せ彼女と体育館を出た

紫「ちょっと何アレ?」

青「てっきりオレに用事かと思ったぜ

なんで監督なんだ?」

紫「峰ちんじゃないでしょ」

青「何でだよ怒」

紫「教えなーい」

緑「やめろ2人とも」

赤「紫原、青峰

しっかりストレッチしろ」

2人を宥めたが俺自身も彼女が気になって仕方がない

ストレッチを終え近くにあったジャージを羽織った

青「なぁ?どこ行ったと思う?」

紫「藤ちん達?うーん…分かんない」

青「テツの所…とかか?」

紫「誰それ?」

赤「先に上がる」

緑「!おい赤司!どこに行くのだよ」

緑間に返答もせず2人を追いかけた

きっと…美術部だ

彼女は見て貰いたいと監督に言っていた

赤司13→←赤司11



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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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