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赤司11 ページ13

赤司side

赤「あ。あと1つこれはヒントじゃないが

答えが出てもその実用性はおそらく従来の

テスト方式では測れないだろう

答えが出たら俺の所においで

コーチとキャプテンに推薦して違う方式でテストしよう

最後に…これは俺個人の意見だ

彼女が君を想う気持ちを受け止めてあげてくれ」

黒「彼女?」

体育館から出ると彼女が残っていた緑間と話をしていた

君の答えが出て彼に見せに来たんだね

彼がまだ中に居ると伝えると急いで中へ入った

それで?緑間は聞いてたのか?

化けるかどうかは分からないさ

可能性は感じただけさ

話は聞いてたが会ったばかりの他人だ

あれこれ世話する義理はない

糸は垂らした

あとは彼次第だ

?『彼女が一目置いているんだ

期待して待ってみるのもありかもな』

…ああそうかもな

彼女が言うような奴ならば…上がってくるかもな

部活に出て生徒会や副主将の仕事をしていると

日々はあっという間に過ぎていく

彼女の所に行きたいのに時間が作れない

見かける事はあっても話してはいない

…彼女の声が…笑顔を…俺は求めている

自分の欲を払拭するように部活に打ち込む

帝光の練習はキツい

せっかく1軍に上がれてもリタイアする部員も少なくない

けど俺は母が勧めたこのスポーツを諦めたくない

虹「おい赤司

お前達1年が入ってからギャラリーが増えてしょうがねぇ

何とかしろよ」

キャプテンの虹村さんが扉側を指した

赤「俺に言わないで下さい

それに俺達1年のせいではないです

全中優勝したから興味本位で来てるだけですよ」

虹「全中優勝から日が経つぞ?

いつになったら静けさが戻るんだろうな

オーイそろそろギャラリー締め出せ」

扉側に居た部員が扉を閉めると一気に静かになった

虹「おっし!シューティング始めんぞ!」

深呼吸し練習に打ち込む

気のせいか所々で視線を感じる

ギャラリーは居なくなったのに

どこからだ?視線の元を辿るが…見つからない

やはり気のせいか?

……

貴「!!えぇー!?」

!!いきなり上から声が聞こえた

この声は彼女だ!

声の方を振り向くと監督と彼女が2階に居た

監督を見つけ部員全員で挨拶をした

白「すまない気にせず続けてくれ」

監督から一言声がかかり皆練習に戻った

俺もその1人だったが…何故彼女かここに居るんだ?

もしかして視線の主は…彼女か?

あそこは裏口からしか入れない

鍵は閉まってる筈

誰かが開けなければ上がってこれない

…紫原か青峰だろう

赤司12→←赤司10



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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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