EP42 ページ44
〜試合10分前〜
キャプテンの一声で気を引き締められた
貴「大我。時間だよ？」
火「ん？ああ行くか！」
ゆっくりと立ち上がり大我の後を追ってコートへ向かった
〜その頃…秀徳控室〜
緑「…黒子にA…そして新しい光の火神
シューティングを欠かした日はない
練習も手を抜いた事はない
左手の爪のケアもいつもどおり
今日の占い蟹座は1位
ラッキーアイテム…たぬきの信楽焼
…まさかこの日にコレがラッキーアイテムとはな
バッシュの紐も右から結んだ
人事は…尽くした
行くとするか…」
控室を出た緑間は高尾と一緒にコートへ向かった
〜〜
整列を促されテツ君から離れようとした瞬間
緑「黒子。A」
緑間君に呼び止められた
緑「まさか本当に勝ち上がってくるとは思わなかったのだよ
だがここまでだ
どんな弱小校や無名校でもみんなで力を合わせれば戦える
そんなものは幻想なのだよ」
貴「！！どうして…そんな事…」
そんな事…言うの？
緑「お前達の選択がいかに愚かか教えてやる」
黒「人生の選択で何が正しいかなんて誰にも分かりませんし
そんな理由で選んだわけではないです」
貴「それに…１つ反論させて貰えば誠凛は決して弱くなんかない」
貴・黒「負けません絶対に」
緑「くっ…」
審判「早く整列して」
貴「テツ君…みんな…頑張って」
ベンチへ戻り試合が始まる
……
試合が始まって2分経つが両者無得点のままだ
このままだと…
リ「先制点を取った方がこのQを取るわね
より一層ここは取らなきゃいけないの！」
声を出し応援する…が
高尾君のパスは緑間君に…そしてあの3P…
彼が…外す訳ない…
みんなやられたって顔をしてるが1人だけ動き出してる
テツ君だ
ボールを持ち勢いをつけて放つ…
コートの端から端まで届くあのパスを大我は受け取り
点を決める
テツ君のこういうプレーが好きだ
諦めないで走ってあのパスを出し点に繋げる
見てるこっちがワクワクしてしまう
秀徳は驚きはしてるが攻撃の手は緩まない
特に高尾君のPGとしての役割
テツ君とは違うけど見事なパス出しだ
その高尾君がテツ君のマークに代わった
貴「マークチェンジ？そんなの意味ある？」
小金「あ！あいつ…さっき俺と黒子がトイレ行った時
手洗い場に居て…後ろを通る黒子に気付いて声かけてた」
貴「え…後ろを通るテツ君に気付いた？」
リ「！！まさか！？彼も持ってるのかも…
伊月君と同じかそれ以上視野が広い目を」
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mipon(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます(∩´∀｀)∩更新頑張りますのでご愛読して下さい！ (2019年9月13日 23時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 更新楽しみにしてます！ (2019年9月1日 10時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ochapy | 作成日時：2019年8月30日 22時
