深紅の君に…

EP41 ページ43

貴「やった！」

が喜んだのも束の間…大我が4ファウル！？

まだ第2Qなのに…

リ「ハァ…交代させてくるわ」

貴「けど…」

リ「元々火神君と黒子君は前半までって決めてたのよ」

貴「え？テツ君もですか？」

リ「次の試合があるからね

あの2人が居なきゃ絶対に勝てないわ

それに…この試合はアイツらの雪辱戦でもあるから

まぁ見てなさいよ☆」

2人の代わりに小金井先輩と土田先輩が入った

始まると…しっくり来るチームオフェンスだ

取られてもしっかり取り返し第4Q残り5分だが

小金井先輩がボールを追いかけてこっちに突っ込んで来た

貴「危ない！」

小金井先輩は目を回してる

リ「軽い脳震盪だけど…交代しかないわね…」

火「ならオレを出してくれ！ださい！」

それを聞いたキャプテンが止めに入ったが

大我も引き下がらない

津川って人に借りがあるみたいだ

黒「分かりました

じゃあボクが代わりに津川君を倒しときます」

火「なっ！オマエが倒してもな！」

日「分かった。じゃあ1年生同士津川は頼むわ黒子」

火「なっ！？」

交代でテツ君が入った

火「何で黒子なんだよブツブツ」

貴「ここからテツ君見た事ないでしょ？」

火「あ？…ああそうかも…な」

貴「見てて♪惚れちゃうよ笑」

火「な！あるわけねぇだろ！」

試合が始まりテツ君のパスが通る

貴「先輩達前半よりも動けてきてる」

リ「クセがあるって事は見つければいいの

実は練習の後2年生だけで研究を重ねてきたのよ」

火「そうだったんすか…」

テツ君がパスを出していく

いい感じ

火「…スゲェ」

貴「そうでしょ♪？」

火「うっ」

貴「テツ君は確かに1人じゃ何も出来ない

だけどみんなとなら勝てる

チームプレイを…大事にしてる」

火「……」

あと20秒

テツ君が土田先輩にパスを

！！津川が間に入った！？

火・貴「黒子！/テツ君！」

テツ君はパスコースを変えキャプテンへ

そして…3Pが放たれゴールに入った瞬間

試合終了

貴「…や、やったー！勝った！決勝進出！」

決勝まで少し休憩がある

その間にカントクは先輩達にマッサージしに回った

火「zz」

貴「寝ちゃいましたね汗」

リ「あーもうー！寝たら体固まっちゃうでしょうが！」

日「まぁほっとけよ」

伊「珍しくヘコんでたからな」

小金「4ファウルで抜けたからだろ

気にする事ねぇのに」

貴「大我なりに責任みたいなの感じたのかもしれませんね

それに寝てるというより次の試合に備えてるように見えます」

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