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EP40 ページ42

VS海常高校

無事期末試験も終わりインターハイが始まった。

桐皇学園は着々と勝ち進んで行き

今日は準決勝"海常高校"

私は部員みんなと会場いりしたが大輝はいつものように遅刻。

貴「……はぁ」

今「どうや藤本?つながったか?」

貴「…ダメです」

今「にしてもホンマ青峰のルーズさには参るわ…」

若「つーかもういなくていっすよあんなヤロー!!

ここまで全試合遅刻!やってきても試合はテキトーに流すだけっすよ!

藤本が電話してもつながんねーじゃどうしようもねーっす!!」

原澤「困りますねー

彼抜きでスタートして勝てるほど甘い相手ではないでよ今日ばかりは」

青「うーす

なんか言ったかよ?」

貴「大輝っ!!電話したんだよ!」

青「おっワリーなA。さすがに今日はオレいないとキツイからな」

そう言って大輝は汗を拭いた手で私の頭をクシャクシャと撫でる。

桃「もう!!毎回心配させないでよ!」

青「黄瀬が相手だぜ?遅れるわけねーだろ

ずっと楽しみにしてたんだぜアイツと戦るの

なんせ…オレが本気で潰せる数少ない相手だからな」

……ゾクッ

この顔。ホントに嫌い…。

今日の相手校にはあの"黄瀬涼太"がいる。

何回か大輝と1on1をやってるのを見かけた事があるせいか顔をよく覚えている。

大輝、無茶な試合しないといいんだけど…

コート入りした私達の所に黄瀬君がやってきた。

黄「負けねぇっスよ青峰っち」

青「あん?ずいぶん威勢いいじゃねぇか黄瀬。

けど残念だがそりゃ無理だ

それにオレにはAとの約束があんだよ。こんなとこでオマエを相手にしてらんねぇよ

そもそも一度でもオレに勝ったことがあったかよ?」

黄「今日勝つっス。それに誰っスかその子?ただのマネージャーっスよね?
…なんか負けたくなくなっちゃったんスよムショーに」

黄瀬涼太…。これから海常高校との試合が始まる…

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作者名:ochapy | 作成日時:2017年9月14日 22時

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