EP4 ページ5
〜帰り道〜
はぁー。
明日の部活内容がまさか青峰大輝のお守りとは。
ちゃんと話せるのかな…勇気いるなー。
ドンッ!!
貴「キャッ!!」
?「っと、悪ぃ。
小さくて見えんかったわ。ケガないか?」
なによ、この人。
自分が大きいからって人を小さい呼ばわりして!!
貴「平気です。けど、小さくないです。普通です」
?「???わりぃ。俺にとっては小さく思えたから、そのまま言っちまった。
悪気はないんだ。
俺、このマンションの6階に住んでる火神大我っていうんだ」
貴「貴方が大き過ぎるんですよ!
まあ、仕方ないなー。同じマンションのよしみだし。
私、3階に住んでる藤本Aです」
火「おおー。サンキュー。
Aな。日本のマンションルールとか分からないことあったら教えてくれ。
あっ!俺のことも大我って呼びすてでいいからな」
貴「大我ね!??日本の??どこか他の国に住んでたの?」
火「この間までアメリカにな。
っと、ヤベー早く夕飯作らないとだな。じゃあな、A!!」
行っちゃったー。嵐のように慌ただしい人だな。
貴「ただいまー」
家は母と私の二人暮らし。
母は、看護師として都内の病院で働いてる。夜勤もあるから、たいてい帰宅しても1人で洗濯物や食事をする。
今日は疲れたー。明日のために夕飯は軽くすまして早く寝よう。
432人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ochapy | 作成日時:2017年9月14日 22時