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三話 ページ3

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さて、あの忌々しい女が視界から消えた所で
僕は再びグランドバザールへと戻った

クラクサナリデビから買い物を頼まれたのを思い出したからだ




全く...人使いが荒い神だ







「...あ、お前!」

「ん?パイモン、どうしたの......あ、放浪者。奇遇だね」










辺りを見渡していると、旅人と空飛ぶ能無しが
偶然にもそこに居た











「君たち、旅に出たんじゃないのかい?」

「そのつもりだったけど、冒険者協会で急遽新しい依頼をね」

「へぇ」

「夜になると湖から女の霊が現れて通りかかった人を襲うんだって。その真相を確かめに」








なんて無様な依頼だ

君みたいな(一応)優秀な冒険者がわざわざする事なのか?




もっと、なんか...ヒルチャールの巣を片付けるとか
暴れたキノコンを討伐するとか

もっと何かあるだろう










僕の表情を読み取った旅人は
笑いながら言う










「そう思う気持ちは分かるけど、人の悩みを解決するのも俺達の旅の一部だからね」

「...そうかい」

「お前は人の気持ちも分からないからオイラ達の思いも理解出来ないのかもなっ!....って、イタタタタタタ!」








能無しの顔を左右に引っ張って軽く痛めつけておく





「放浪者も良かったら一緒に調査しない?」











...買い出しが終われば、今日の用事も終わる





暇つぶしだ。













「あぁ、いいよ。せいぜい僕の足を引っ張らないようにね」

「なんだよコイツ。誘ったのはこっち...イタタタタタタ!!

少しは手加減しろよッ!」

「ふん」









僕は言われた通りにハッラの実とりんごを3つづつ購入し
スラサタンナ聖処に居るクラクサナリデビに渡した


僕が旅人と依頼を調査する事を渋々伝えると
凄く嬉しがった




意味がわからない







「良い?旅人に迷惑をかけてはダメよ。それに無理はしない事。

わたくしがあげた御守りは持っているかしら?」


「はいはい。迷惑かけない無理しない御守り持ってる」

「ならいいわ。行ってらっしゃい」











ほんと、親みたいな面しやがって...













「...いってきます」










...意味がわからない

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設定タグ:原神 , 放浪者 , スカラマシュ   
作品ジャンル:恋愛
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櫻井(プロフ) - れいかさん» そういえば夢主の気持ちも曖昧なままですね...。素敵なリクエストありがとうございます! (2023年1月24日 1時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
れいか(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます!もしよければ、マシュがモブ子ちゃん(誰)と話してて夢主ちゃんが嫉妬してるのが見たいです! (2023年1月23日 21時) (レス) id: e20f39b020 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井(プロフ) - はくあさん» リクありがとうございます!さては貴方、ドMですね!?(そりゃそうだろ)お揃いですね!(コラ) (2023年1月23日 0時) (レス) @page17 id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
はくあ - 罵倒されたいです...........!(おい) (2023年1月22日 20時) (レス) @page17 id: 3df7a9e742 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻井 | 作成日時:2023年1月10日 0時

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