儚く美しく強かに燃ゆる【wrwrd】【男主】

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ﾁﾘﾝ)

俺が鳩を飛ばし、僅か数分でそいつは来た。

「よう、A！あ、今はネーロの方がええ？」

『遅い。手遅れになるとこだったぞ。



ペ神』

ペ神「いやぁー、今いい仕事見つけてそこで暮らしとってー。すまんすまん。

で？その子が急患？」

『あぁ………喰うなよ？』

ペ神「怪我人まで喰うほど困っとらんわ！けど…可愛い顔しとるなぁこの子♪」

こいつは俺の幼馴染で、医者のしんぺい神。ニックネームは“ペ神”。
俺が本音で話せるただ1人の男だ。
腕は立つが、見ての通りゲイである。

『ｿﾞｯ…)良いから早く治療しろ……その人は俺の顧客なんだ』

ペ神「……ふーん…」

『……なんだ…納得いかないのか？』

ペ神「いんや？けど…“ただの顧客”に能力使うほどお優しかったかな〜？と思ってな(ﾆｯ
あ！ひょっとしてそういう関係だったり〜？」

ペ神は口角を上げ、ニヤリと俺を見た。
…ムカつくな……

俺はペ神の頬を右手で思いっ切り引っ張った。

ペ神「イッ！…デデデデデ…何しゅっ…！」

『俺は…お前の腕は信用してる。だが、あまりおいたが過ぎるようなら………

二度と男に突っ込めなくなるよう、去勢してやるぞ？俺が、直々に…な』

殺気を込め、ドスの利かせた声で言った。
すると、ペ神は顔を青ざめ「す、すみまへんでひた」と静かに言った。

『わかったら患者に集中しろ。俺はその為にお前を呼んだんだ。コントをする為じゃない』

そう言いペ神を放すと、ようやくゾム殿の治療を始めた。
「ネーロ怖い…」とか言いながら治療してやがる｡

どちらかと言うと男の敵はお前だぞ？

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はい更新ペースめちゃくちゃ遅いですねごめんなさい！
なのに、なのにお気に入り登録して下さる方がいらっしゃり、感無量でございます！
ありがとうございます！

……これからも、亀のようにゆっくりと更新します

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