日川(名前)は善人ではない ページ5
鈴side
事件が始まったのは私達が中三の春だった
その頃私は帰宅部に
Aは男バレのマネージャーをしてた
その時点ではまだ私達に接点はなく、お互い名前は知ってる同学年みたいな関係だった
話を戻す。その春に、一年が一人、男バレのマネージャー志望としてはいってきた
そいつがまた強烈で
夢小説の悪女もドン引きするレベルの悪女系ぶりっ子だった
しかしまぁ…
顔が良かった
及「あっ(察し」
これから起こったことはもう分かるだろう
Aはその日から嫌がらせを受けた
しかもベッタベタな手口で
だがしかし、最初はAを信じていた部員も、徐々に悪女を信じていった
まぁ多分顔だろ。顔
ハメられたAは次に何をしたか
それは＿
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方side
「俺はもう、お前を信じない」
最後まで僕を信じてたのは部長だった
彼からその言葉を告げられた時
僕がはじめに考えたことは
"どう復讐しよう"
だった
部員たちに裏切られたことは特に何も思わなかった
裏切る裏切らない以前に僕が奴に復讐しようと思った理由は
この3年間積み上げてきた全てが壊される感覚が、ひどく恐ろしいものだったからだ
しかも入りたての、こんな一年に
屈辱だった
この感覚を、奴に、奴らに味合わせたい
それを、いやそれすら上回る感情を奴らに
きっとこれは歪んでる
だって僕が裏切られた理由は、僕の力不足でもあるし
3年間積み上げてきた
それをわかってて僕は無意味な行動に全てを費やした
けどやめられなかった
やめたら認めてしまうから
信じたくなかった
嫌だった
その程度だと、思いたくなかった
僕の人生、いつも逃げだ
自分が正しいと思いたくて逃げた
でもね、後悔はしてない
だって僕は善人じゃない
元来僕には
本物のヒロインに押し上げられてここにいる
そのヒロインだけは失いたくなかったから、演じ続けた
信じたふりをしてきた
彼女のために
そう思っていたかった
貴「そのツケが、ついに回ってきちゃったんだな…」
月光に照らされた体育館の舞台の上で呟いた言葉は
暗闇に溶けるように消えていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更新、遅れてしまいすみません！
データが何度も消えて書き直ししてました
本物のヒロインに〜のとこまで書いた時、不注意で消えた時は叫んだ
そして兄に引かれた
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満月(プロフ) - 桜守緋さん» 仲切の場合、半ギレ状態で挨拶したので例外にさせていただいています。伊切は今のところふつうに自己紹介してるので、ギリまとも枠に入ると思います (2018年12月9日 10時) (
レス) id: a32a27231c (このIDを非表示/違反報告)
桜守緋 - 「まともに〜〜」の行で「伊切」とありますが「仲切」ではないでしょうか？気になったので指摘させていただきました。 (2018年12月9日 8時) (レス) id: 89cef5e76a (このIDを非表示/違反報告)
三那 - 日川と鈴が今後どうなっていくのかとても気になります！更新頑張ってください！ (2018年11月14日 21時) (レス) id: eb89fa6efd (このIDを非表示/違反報告)
＊＿無人＿＊(プロフ) - なんとww衝撃的なことがw爆弾発言過ぎて吹いたwwwバリ面白くて困ってますw更新頑張って！でも頑張り過ぎないで！ (2018年11月4日 12時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこいちご(プロフ) - やったァァ！！続編だー！更新頑張って下さい！ (2018年10月26日 23時) (レス) id: a6e8b7bab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：満月 三日月 | 作成日時：2018年10月20日 16時
