俺の彼女が可愛すぎる件について。【skt】

Love…21　▼ ページ21

you side


遊園地は思っていたよりも人が多くて何度もはぐれそうになった。


「ちゃんと手繋いどってな。離したらあかんで？」


と、さっき言われたばっかなのに


『優くん…優くんどこ……あと、ここどこ……もう、やだ……っ』


人の波に流されて優くんとはぐれてしまったところから遥か遠いところに着いた。


なんで……っ、電話も繋がらないしLINEも既読にならないし。
地図もよくわかんないし、私迷子！？


優くんがいないと何もかも怖い
だんだん涙が溢れてきた。

ベンチに腰かけていたら


「ねえねえ、どうしたの？一人？」


突然声が上から聞こえて顔を上げたら何人かの男性が私の前にいた。


怖い。

『一人じゃない…です…っ』


「え、めっちゃ可愛いね。今一人じゃん。俺たちと一緒に少し遊ばない？」


『へっ…！？…や、それは…』


断ったら怒られちゃうのかな、でも…、

「いいじゃん、今暇でしょ？行こう？」


腕を掴まれた。恐怖で何も声が出ない。男の人は私の手を引いてどんどん歩いていく。

だめ、私…早くごめんなさいって言わないと、ねえ…声がなんで出ないの！
……優くん……助けてっ…




「………おい、何してんだよお前ら」


その声に驚いて前を向くと


『優くん…！』


正直顔を見るまで誰か分からなかった。
だって、いつもみたいに優しい声じゃなかったから。びっくりするほど低くて怖い声。


「は？お前だれ？」

「お前に言われたくねえよ。俺、この子の彼氏なんで。さっさとその汚い手離してもらえますか」

「一人にさせてたじゃーんw」

「…………うるっせえな。さっさとその手離せつってんだよ」


その怖い声に男の人は私の手を離した。そして、舌打ちをしてどこかに行ってしまった。


「A！A！！大丈夫か？何もされてない？怖かったよなぁ、一人にさせてしまってほんまにごめん……っ、悪かった…っ、許して…っ」


『ううっ…ぅぅっ…怖かったよ…っ…優くんは悪くない…私が手を離しちゃったのが悪いの…っ助けてくれてありがと』


優くんに会えたことに安心してどんどん涙が出てきた。本当に本当に怖かった。

「見つけれてよかった…少し遅かったら…って考えたくねぇ…、くそ、吐き気する」

また低い声。優くんのその声と普段の声が違いすぎてびっくりする

『優くん…だいすき、愛してる』

「俺もA愛してる。今日は帰ろっか。Aの好きなパンケーキ食べに行こっ？」

〜*☆*〜
上手く書けなくてごめんなさい(土下座)

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