Love…12 冷たくしてみた ページ12
坂田 side
ふと、思った。
Aにデレデレされたいっっ!!
Aは冷たい人では無いし、優しいけれどA自身から俺を求めてくることはあまりない。
甘えてほしい!!!
「なあうらさん〜どうやったらAってデレると思う?」
「お前がデレすぎなんじゃない?少し引いてみたら?」
俺がAに甘えすぎた結果やな。
よし、だいぶ辛いけどやってみる価値はありそうだ。
***
家に無言で帰ってきた。
少しするとAが玄関にやってきた。
『優くんおかえりっ………?』
「ただいま。」
あああああこれはきつい!!
無理無理こんなこと出来ない!!
けど、Aにデレてもらうためだ…
にこりともせず、目も合わせようとしない俺にAは ? を浮かべている。
ちょっと!首かしげるの可愛すぎるあかん、やめて!!!
『優くん……?疲れちゃった?』
「いや別に。」
必要なこと以外何も言わない。
ここで自室に行っては意味がない。
だからリビングのソファーに腰掛けてスマホをいじる。
『優くん………っ、』
あかん、可愛すぎてにやけてきた(おい)
ポーカーフェイスだ俺。俳優になるんや
「なにー?」
Aのことを一切見ずにスマホをいじる。
Aがさりげなく俺の横に座ってきた。
俺の袖をひっぱってきた。
『優くん……っ、な、何かあった?』
「別に何も。」
これだけでも結構デレてる気がする。
俺の限界がきそう。
でももっとデレるんじゃないか、ということで続行!!
『……っわ、私のこと嫌い?』
袖をぐっと掴んできた。
ああああ可愛いっっ!!
「………。」
『優くん……っ、やだ、私優くんがいないと生きていけない……っ、』
えっ、えっ、可愛いっっ
可愛すぎませんか!!!!
Aは袖を掴んだまま、俺の肩に顔を近づけてきた。
………え、ちょっと待って泣いてる!?!?
『…え、A!?泣いてる!?ごめんっっ…ちゃうねん!!ちょっと訳があってこれドッキリやねん!!!』
そう慌てて俺が言うとAはゆっくり顔を上げた。
643人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
乃々夏(プロフ) - 今更だけど、ピーコックはズルいわぁ…////// (2020年10月9日 6時) (レス) id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
せせ@れいとうるぅれっと - あゆ〜ん。さん» こちらこそ幸せな気分になってます!本当にありがとうございます! (2020年8月29日 20時) (レス) id: b70251c49a (このIDを非表示/違反報告)
あゆ〜ん。 - せせ@れいとうるぅれっとさん» このためにですか……嬉しすぎて涙がでます…そう言っていただけると私も頑張ろうって思えます!! (2020年8月29日 20時) (レス) id: 2acb1394cc (このIDを非表示/違反報告)
せせ@れいとうるぅれっと - あゆ〜ん。さん» えええ!ありがとうございます!このために毎日頑張ってるので嬉しいです! (2020年8月29日 13時) (レス) id: b70251c49a (このIDを非表示/違反報告)
あゆ〜ん。 - せせ@れいとうるぅれっとさん» めっちゃ嬉しいです…!!多分昨日2、3時間寝落ちしたおかげで今夜にもう1つ更新できそうです!(生活リズム軽く狂った) (2020年8月29日 12時) (レス) id: 2acb1394cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あゆ〜ん。 | 作成日時:2020年7月29日 18時