大量生産。 ページ5
エリ「ただいまー」
CM「運ぶの手伝って下さいっ!」
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「こんなに買ってきたの?!」
玄関に置かれた小麦粉の袋は１０キロ入り。
HC「いくらなんでも買いすぎだろっ!」
CM「それがですね１キロ入りを５袋ほど買おうと思ったら
店主がそんなに買うならこっちにしろと。」
エリ「５キロで良いって言ったんだけど
小分けは複数個は売らないって言われちゃって」
CM「まぁ、残ったら日本へ送りますから
今後の材料にして下さい」
HC「この分だと数日ここに居ることになりそうだし、
クッキーは日保ちするだろ?
だったら大量に作ればいいだろ?」
「焼いちゃうと１週間が限度だし、
それなら生地を作って冷凍ですかね…」
エリ「それならシンドンさんに渡して
好きなときに焼いて貰えばいいんじゃない?
お手伝いさんとか居るでしょ?」
HC「確かに。
それの方がAも負担がなくて良いな。」
YN「俺も手伝うからいっぱい作ろ!」
こうしてクッキー生地作りが始まった。
さくら「バターの代わりにオリーブオイルなんですね」
エリ「お砂糖もてんさい糖ときび糖なのね」
「ポイントはおからを入れるの。
韓国でも乾燥のおからが売ってて良かったよ。
これをミキサーで粉末にして…」
CM「抹茶味を多めでお願いします」
「チャンミンは抹茶が好き?」
CM「もう少し苦くても良いくらいです」
YN「俺はココア味!」
「じゃー多めに作るねっ!」
エリちゃんとさくらちゃんと材料を計って
男性陣に混ぜて貰う。
HC「おもてーな!」
CM「男性がパティシエなのも納得ですね」
エリ「知ってる?
パティシエって言うのはお菓子を作る男性の事で
女性はパテシエールって呼ぶんだって」
YN「へー」
CM「ヨーロッパでは菓子職人は
上位の職業らしいですよ。」
さくら「上位の職業?」
CM「医師や弁護士と並ぶ
尊敬される職業だと聞いた事があります。
ヨーロッパの大会で賞を取るって凄いらしくて
日本人は優勝してる人が多く居て
ヨーロッパ人からすると美味しいケーキ屋が
日本には沢山あって羨ましいって。
今は日本へ修行に行くヨーロッパ人も多いんだそうです」
「へー、そう言えば実家の近所のケーキ屋さんに
フランスで優勝したトロフィーが
子供の頃から飾ってあったなぁ〜」
エリ「ピノッキオでしょ?」
「そうそう、ケーキ屋さんなのに
おばさんが店番で愛想はないの(笑」
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makimaki(プロフ) - 初めてコメントにて失礼します(｡ᵕᴗᵕ｡)"楽しくてchoco〜からファンになり他の作品もっと読み漁ってここまで辿り着きました(*^^*)ぜひまた続き再開するの楽しみにお待ちしております(^-^)/ (5月7日 7時) (
レス) @page15 id: 77875b967d (このIDを非表示/違反報告)
ねこひめ(プロフ) - またお話し再開するまでお待ちしてますね〜また新しいお話しも楽しみに待ってま〜す (2021年12月13日 10時) (レス) @page15 id: 6cef5ac764 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kawaets
| 作成日時：2021年10月14日 21時
