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成田空港と夜食。 ページ39

マンションの地下駐車場に到着すると
「A。」と
ユノの車のキーを私に投げるチャンミン

「チャンミンの車で行くんでしょ?」

「は?誰がそんな事言いました?
Aはヒョンの車を運転して
空港まで行くんですよ」

「へ?」

「帰りはヒョンに運転させればいいんですよ。
俺と千代は俺の車で行きますから」

「だったら私1人で行っても同じじゃない?」

「同じじゃないですよ。
空港に着いてからが危険なんですから、
ほら行きますよ!」

「う、うん」
私はユノ車に1人乗り込み
チャンミンの車を追う。

やっぱりユノの車大きくて運転しやすいなぁ〜
私も鴎台に越してきてから思い切って車を買った。
とは言っても中古の軽だけど。

夜の高速なので思いのほか早く空港に到着し、
私達は車を停めて到着ロビーへ向かった。

時刻はすでに0時近く。
この時間になるとロビーの人もまばら。

「ロビーまで迎えに来たのは
初めてだけど大丈夫かな」と言うと
「この人の少なさなら大丈夫でしょう。
でも、注意するに越したことはないです」と
チャンミンはサングラスを掛け直したので
私も帽子を深く被り直した。

「あ、もう到着してるよ!」と千代が
電光掲示板を指さす。

「俺達はそこのベンチにいますからね」
そう言って千代の手を引きチャンミンは移動し、
私は出口の前でユノを待つ。

そろそろ、くるかな・・・と
ユノを探すけどなかなか見つけられないでいると
スマホが鳴る。

「もしもし?」

「彼氏を探せないなんて寂しいなぁ〜」

「え?どこにいいるの?」

「後ろ。」

「え?!」と振り向くとユノと千代達がいた。

「ヒョンに気がつかないなんてダメですね
まぁ、そのヒョンも気が付いてなかったですけど」

「あぁ〜もういいから行こう!」

「ヒョン、
これからヒョンの奢りで夜食食べに行きますよ!」

「えぇ〜!!なんで〜」

「当たり前ですよ、
俺達をこんな遠くまで呼びつけたんですから
その位は当然でしょ!」

「さぁ〜
何をご馳走して貰いましょうかね〜♪」

「チャンミナお手柔らかにね・・・」

そう言いながら皆で駐車場へ向かった。

夜食。→←彼等の帰宅。



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kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます!人気者の定めかもしれませんね。実際はこういう怖い方が居ないことを祈るばかりです。そして確かに彼等にとっては今まさにそういうしがらみから解放されている状態かもしれないですね~ (2016年6月17日 2時) (レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - こわいですねー。でも実際にいるんですよねきっと、こういう人。それ考えると今のお務めの状態は少しは彼らの心が休まる時間なのかな?とか思ったりしています。 (2016年6月17日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kawaetsu | 作成日時:2016年6月9日 14時

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