21時の女達。 ページ19
時松さんも帰り
私達もチャットに備え
夕飯やお風呂を済ませる。
21時過ぎ、
私と千代はチャットルームへ入室した。
すでにKさんとスターさんは
会話をしていたようで
「いちごさんこんばんわ!」と声を掛けてきた。
いちご「こんばんは。お2人とも早いですね」
K「彼等は韓国だから暇だからね〜」
スター「土曜日まで帰ってこないから寂しぃ〜」
「帰って来る日まで完璧だね」と千代。
いちご「土曜日に帰国なんですね〜
私もお迎えに行こうかな」
スター「私は行きますよ〜久々の生ユノ!」
そして残りの2人も登場した頃
---カラスさんが入室しました---
時松さん改めカラスさんのご登場だ。
カラス「みなさんこんばんわ!」
みんな「こんばんわー」
カラス「スターさんには残念なお知らせを
入手しましたよ」
スター「なになに?」
カラス「ユノは帰国が遅れるらしいですよ」
スター「本当に?なんで?」
カラス「向こうでの彼の仕事がお相手の
女優さんの都合で翌日に延期になったらしいですよ」
K「カラスさん凄い情報早いですね」
カラス「実は向こうのスタッフに
知り合いがいるんです。」
「時松さん初めっからグイグイ行くね〜」と
私が千代にそう言うと
「っていうか、
Aはユノの帰国の事知ってた?」と千代。
「さっきメールが来たよ」
「そっか、ユノは大変だね」
うなぎ「カラスさんは
スタッフとの人脈があるんですね羨ましい〜」
カラス「皆さんはどなたか繋がってる方とかいますか?」
そう、質問するとチャットの書き込みが止まった。
「なんで、みんな話さなくなったの?」と千代。
「多分、裏で相談してるんだと思うよ。
何処まで新参者に話すのかね」
「ほう、なるほど」
いちご「私は以前、スタッフのアルバイトをしていた
知り合いがいましたよ、今はもういませんけど。」
カラス「そうでしたね、
いちごさんもお知り合いが居た事がありましたね〜」
時松さんと私達だけの会話が続く。
5分くらい経っただろうか、
Kさんが書き込んできた。
K「カラスさんはどうやって
そのスタッフさんと
お知り合いになったんですか?」
カラス「仕事関係です。」
うなぎ「お仕事は何をされているんですか?」
カラス「詳しくは言えませんが
人材派遣で韓国と日本の交互に人材を派遣してます」
時松さんはそつなく会話をこなしていく。
私達はそれを見守った。
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kawaetsu(プロフ) - まゆまゆさん» コメントありがとうございます!人気者の定めかもしれませんね。実際はこういう怖い方が居ないことを祈るばかりです。そして確かに彼等にとっては今まさにそういうしがらみから解放されている状態かもしれないですね~ (2016年6月17日 2時) (レス) id: 42bb367cab (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - こわいですねー。でも実際にいるんですよねきっと、こういう人。それ考えると今のお務めの状態は少しは彼らの心が休まる時間なのかな?とか思ったりしています。 (2016年6月17日 1時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kawaetsu | 作成日時:2016年6月9日 14時